更新日時:2016-04-10 17:51:41
投稿日時:2015-12-30 14:22:21
切れない鋏 6.小雪の章 古小箱
作者: わたなべめぐみ
カテゴリー :現代小説
総ページ数:10ページ [未完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
「ロイヤルミルクティーをおごる」ことを条件に愛美は小雪を許してくれる。
愛美がバンドマスターを務めるビッグバンドが、武最後のライブの前座を務めることになり、
三人は曲決めをする。
武と最後の夜を過ごした小雪は、彼からふたつの物を受け取る。
翌週、島田から連絡を受けて弦楽器工房にむかうと、意外な人物が待っていた。
そこで初めて、慎一郎との接点を聞かされる。
春がすぐそこまで来ている。
将来の道は決まっていない。
けれどオリエンテのベースを返すことだけは心に決めている。
たとえ彼が、もうこの街にいなくても――
*****
全7章の長編小説です。
1.小雪の章 積雪
2.愛美の章 巻時計
3.信洋の章 残骸
4.武の章 追悼本番
5.武の章 不協和音
6.小雪の章 古小箱
7.小雪の章 花吹雪
*****
作中に登場する楽曲です。
本編のあとに歌詞を載せましたので、一緒に楽しんでいただければと思います。
(括弧内は参考にしたプレイヤー名および音源です)
『Moon River』(Chie Ayado 『To You』)
『Route 66』(Chie Ayado 『Live!』)
目次
P1... 6.小雪の章 古小箱
P9... Moon River(歌詞)
P10... Route 66(歌詞)
感想コメント (6)
夏芽さま>一応次で完結なんですが、つい先の話を考えてしまいますね。今回の結末が、夏芽さまの納得のいくかたちになればよいのですが…(^_^) | わたなべめぐみ | 2016-01-04 15:36:36
今回で完結ではないことに一縷の望みを抱いています。愛し合う者同士、いろいろなしがらみから解放されて結ばれることを信じています。 | 退会ユーザー | 2016-01-03 19:34:41
吉葉さま>ありがとうございます!今回ビッグバンドの楽曲は出さないつもりだったんですが、CD聞きだしたらものすごく書きたくなってやってしまいました(^_^;)次章で完結です。最後まよろしくお願いします! | わたなべめぐみ | 2015-12-31 18:04:01
伊達さま>女性視点、男性視点のどちらも模索中なので、正直な感想いただけるとありがたいです!音楽はほとんど外から影響を受けたので家で聞いてたら逆に両親が「なんで知ってんの?」と驚いてましたね)^o^( | わたなべめぐみ | 2015-12-31 18:01:27
プロットがしっかりしているから素晴らしいですね。引き込まれながら次が読みたくなります。体験に裏打ちされた作品は細かな描写に表れていると感じます。完結お待ちしています。 | 吉葉ひろし | 2015-12-31 15:34:05
自分の好みを知らされたように、小雪の章に評価できないでいる(笑) 楽曲はたぶん作者の両親の時代のものが多いですね。 | 伊達梁川 | 2015-12-30 18:59:38