聖夜の女神様
エピローグ
それから、少し経つと雪が降ってきた。
今度は、女神様は全ての人達に微笑むのだろう。
全ての恋人達に幻想的で甘い聖夜を贈るのだ。
後になって里久先輩と有栖先輩が戻って来て、有栖先輩は雪が降ったことにそれはそれは大喜びしていた。
「ほら、クリスマスに雪って合うでしょ?なんか、こうテンションが上がるってな感じ?ねぇ、里久ちゃん?」
里久先輩は顔を真っ赤にしながら、「うるせー」と言って有栖先輩の頭を叩いた。
そして、全てが終わり、帰宅して眠りに就こうとした時、再び鈴の音がした。
多分、この音は私だけに聞こえたのではなさそうだ。
きっと、みんなに、有栖先輩や里久先輩、それに晴斗にも聞こえたんじゃないかな。
ありがとう。
聖夜の女神様。