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てっしゅう
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「恋愛病院 不倫病棟」 第二十七回

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「大切にするという事は触ったり、くっついたりすることじゃないのよ。お風呂なんかも一緒には入ってはいけないって思うけど違う?」

「親子だよ。家族だし、仲良くすることはいけないとは思わない。早奈枝さんは子ども居るの?息子さん?」

「いるわよ。あなたより少し歳上だけどね。一緒に暮らしてる。お風呂に入ろうとか、体を触ってきたりなんかしないよ。私が誘っても断られるぐらいなのよ。男の子ってそういうものなの」

「ふ~ん、ボクは普通じゃないんだ。お母さん以外の女性を見ても好きって感じないんです。話しづらいし、それに甘えられないと思うし」

「来年は成人式なのよ。独り立ちしないといけない年齢になる。お母さんからお嫁さんへ自分の思いが移ってゆくようにしないと一生離れられなくなって、将来お母さんが亡くなった時に生きて行けなくなってしまうと思わない?」

「母さんが亡くなる?・・・」

進藤はちょっと考え込んでしまった。早奈枝に言われた母親が死ぬという事が現実的に感じられたのだろう。悲しい顔をしていた。

「言い過ぎたかしら?ごめんね。ここから退院したら仕事見つけて働いて、お嫁さん貰っておとうさんとお母さんを喜ばせてあげないと立派な男だとは思われないわよ。進藤くんは何かコンプレックスでもあるの?そのうアソコとかに?」

「お嫁さんを貰う。考えたことないけど考えた方がいいのかなあ~
コンプレックス?無いよ。普通だと思っているけど比べたことないから解らないよ」

「そう、じゃあ、私が見てあげるわ。ちょっと出してみて」

「ええ?おちんちん見せろって言うの?それって診察なの?」

「ええ、診察よ」

渋々進藤はパンツを下ろすと可愛いジュニアが顔を出していた。

「あら!まだ大人になっていないのね。ここから治さないといけないかしら。どれどれ・・・」

上手に刺激されて、あっという間に天を向くようになってしまった。真っ赤な顔をさせて進藤は早奈枝の顔が見れなくなっていた。

「こうしてね、後ろに引っ張ってお顔が出てくるように毎日するのよ。そうすればすぐに大人になれるから。大きさは負けてないから自信もって女性と付き合いなさい。お母さんとは卒業するの。若い女の子は魅力的よ」

「早奈枝さん、ずっと気にしていました。母は何も言いませんでした。だから恥ずかしさも無かったんです。でも今日から変わろうと思います。しばらく相手してくれませんか?」

「私が?そうね、治療という事ならいろいろと教えてあげるわ。約束よ、その代わり独り立ちするのよ、いいわね?」

「はい!」

早奈枝の指導で進藤は男としての自信を持つように変わって行く。