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「そうでしたね。失礼しました。でも、ご主人との夫婦生活で不満に感じてらっしゃるところはいくつかあるのですか？たとえば気遣いとか、家事のこととかです」

「いえ、それは無いです。主人は仕事もしっかりとやってくれているし私には勿体ない人だとずっと感じています」

「そう、素敵ですね。そんな大好きなご主人様の一つの希望を叶えて差し上げたらどうですか？一回だけと言う約束で？」

「一度だけ許せと・・・」

「ええ、一度だけ。万が一に備えてお風呂場でされると良いと思います」

「風呂場で？明るいところでさらけ出すのですか？」

「ご夫婦ですし、たまには刺激になってよろしいのではないですか？四つん這いになってしないとできませんから、湯船に手を置いて受け入れられたら良いと思います」

「無理です。恥ずかしくてそれに絶対に痛いと思うから出来ません」

「痛くなければ構わないと思われますか？」

「痛くなければ？あんな大きなものが入るのですよ。痛くないことないと思います」

「ご主人それほど大きいのですか？」

「それは比べたことが無いのでよく解りませんが」

「では、ここにあるこの男性の形のモノと比べてどうですか？」

「真ん中のものぐらいだと思います」

「そう、普通ですね。だったらきっと大丈夫ですよ。少し訓練しましょうか？］

［訓練？これを・・・入れてみるという事ですか？」

「そうです。前もって分かっていれば不安が無くなりますよ」

「早奈枝さんがそのう私にこれを挿入なさるという事ですよね？」

「ええそうよ。鉄男医師にお願いしてもいいですが」

「それは嫌です。ええ～やっぱり無理です」

「もしかして感じちゃうかも知れないですよ。そういう女性も居ると聞きますから」

「主人がしたいことを叶えてあげたいとは思いますが、ここまでしないといけない事なのでしょうか？」

「セックスにはタブーはありません。双方が納得してより感じるように行えばよいと思っています。明美さんの発想を少し変えればより楽しいセックスライフが来ますよ。人生長いから楽しまれないと損ですよ」

「一度だけと言う約束を主人は守るでしょうか？」

「それはあなたが経験してどうしても二度目が嫌ならそう言えばよいと思います」

「わかりました。お願いします」

恐る恐る受け入れた明美は感じることはなかったが、夫に物足りなさを感じさせない明美であってほしいと早奈枝は願わずにおれなかった。