「恋愛病院 不倫病棟」 第二十二回
恋愛病院では入院患者があるため土日も休んでいないが、原則医療行為が無いことと緊急性が少ない事などで年末年始は休業していた。
唯一長期の休みがとれるこの時期に鉄男も早奈枝も里紗も家族サービスをしているのだが、一度揃って温泉にでも行こうと早奈枝が企画して、大みそかに戻ってくる日程で泊まりがけの旅行をすることになった。
東京からさほど遠くない伊豆半島の温泉に三人は鉄男の運転する車で向かっていた。
「先生、初めてですわねこうして慰安旅行するのは」
「そうだな。病院ではなかなか泊まりがけの慰安旅行は難しいからな。今日は楽しみだよ」
「ええ、里紗さんと一緒に来れて本当にうれしい、ね?里紗さん」
「はい、早奈枝さんとご一緒出来て幸せです」
「あら、そう?先生と一緒が嬉しいんじゃないの?」
「えっ?先生はそのう早奈枝さんと・・・違いました?」
「おいおい、里紗くんそれは誤解だぞ」
「先生は私たち二人の憧れだから、今日は仲良く分けっこしましょうね」
「うん?早奈枝くん、何を分けるというのかね?」
「ヒ・ミ・ツ、ハハハ~」
宿に着いた三人は部屋に入って着替えを済ませて、早奈枝が前もって予約しておいた貸切りの露天風呂に入ることを促した。
「先生、貸切なのでみんなで入りましょう」
「俺も行くのか?風呂だぞ?」
「いいの、気にしなくて。早く行きましょう。時間制限があるから」
案内された貸切り温泉は石畳を少し歩いて、屋根のある細長い階段を少し下りるとあった。
「先生!素敵な温泉ですわね~」
「早奈枝くん、バスタオル巻かないのか?男だぞおれは」
「里紗さんも裸で入って来て。先生何そんなこと言ってるの。気にしない、気にしない」
二人の眩しい裸姿に久しぶりの鉄男もやや下半身に血が入り込んできた。
「先生、どうしたの?ひょっとして・・・」
「何言ってるんだ、バカなこと・・・」
「里紗さん、調べてみて」
「止めなさい。大人をからかうんじゃない!」
「早奈枝さん、怪しいですよ~手で隠しているから」
早奈枝は鉄男に近づいて、手をそっと伸ばした。
唯一長期の休みがとれるこの時期に鉄男も早奈枝も里紗も家族サービスをしているのだが、一度揃って温泉にでも行こうと早奈枝が企画して、大みそかに戻ってくる日程で泊まりがけの旅行をすることになった。
東京からさほど遠くない伊豆半島の温泉に三人は鉄男の運転する車で向かっていた。
「先生、初めてですわねこうして慰安旅行するのは」
「そうだな。病院ではなかなか泊まりがけの慰安旅行は難しいからな。今日は楽しみだよ」
「ええ、里紗さんと一緒に来れて本当にうれしい、ね?里紗さん」
「はい、早奈枝さんとご一緒出来て幸せです」
「あら、そう?先生と一緒が嬉しいんじゃないの?」
「えっ?先生はそのう早奈枝さんと・・・違いました?」
「おいおい、里紗くんそれは誤解だぞ」
「先生は私たち二人の憧れだから、今日は仲良く分けっこしましょうね」
「うん?早奈枝くん、何を分けるというのかね?」
「ヒ・ミ・ツ、ハハハ~」
宿に着いた三人は部屋に入って着替えを済ませて、早奈枝が前もって予約しておいた貸切りの露天風呂に入ることを促した。
「先生、貸切なのでみんなで入りましょう」
「俺も行くのか?風呂だぞ?」
「いいの、気にしなくて。早く行きましょう。時間制限があるから」
案内された貸切り温泉は石畳を少し歩いて、屋根のある細長い階段を少し下りるとあった。
「先生!素敵な温泉ですわね~」
「早奈枝くん、バスタオル巻かないのか?男だぞおれは」
「里紗さんも裸で入って来て。先生何そんなこと言ってるの。気にしない、気にしない」
二人の眩しい裸姿に久しぶりの鉄男もやや下半身に血が入り込んできた。
「先生、どうしたの?ひょっとして・・・」
「何言ってるんだ、バカなこと・・・」
「里紗さん、調べてみて」
「止めなさい。大人をからかうんじゃない!」
「早奈枝さん、怪しいですよ~手で隠しているから」
早奈枝は鉄男に近づいて、手をそっと伸ばした。
作品名:「恋愛病院 不倫病棟」 第二十二回 作家名:てっしゅう