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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「恋愛病院 不倫病棟」 第十二回

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「ええ?よくわかりませんが、中に入っているときは主人の方が当たるって感じます。こんなこと言って恥ずかしいです」

「ここは病院ですから正直にお話しくださいね。では、彼よりご主人の方が感じさせてくれるのに、好きなのは彼という事ですね?」

「優しいですし、話もよく聞いてくれます。主人にない部分に惹かれているんだと思います」

「なるほど。身体で会いたいと思うのではなく、気持ちで彼と居る方が癒されるという事ですね?」

「そんな感じです。セックスは正直なくても構わないんです。一緒にいて話聞いてもらえて、触れ合う程度のスキンシップでとても幸せと感じますから」

「わかりました。香織さんに不足していることは夫婦の対話です。まず今の彼とは今後会わないようになさって下さい。その後ご主人と一緒にこちらへお越しください」

「主人と一緒にですか?何と言って連れてくるのでしょう?」

「あなたと仲良くしたいから、とでも正直に言われたらどうですか?」

「はい、解りました」

数日後に夫と一緒に香織は訪ねてきた。
別室で夫は早奈枝の説教を受けていた。それは妻が夫婦関係で悩んでいることを解ってあげて欲しいとの思いであった。

男と女は心と体がつながらないとダメなこと。若い頃のようなピストン中心のセックスから、スキンシップを大切にゆっくりと感じあう行為をするようにしなさいと説明した。

「ご主人、奥様はとても素敵で美人じゃないですか。気配りしてあげないとほかの男性から誘惑されてしまいますよ。それでも良いのですか?」

夫はそれは嫌だと返事した。

「でしょ?なら男として愛してあげないといけません。女は気持ちも体も終わるという事はありません。ご主人がたとえ勃起しなくなっても、気持ちで愛してあげれば納得するものです。まずは会話をして、奥様の話を聞いてあげることから始めてくださいね」

どうやら納得したようだ。恥ずかしそうな笑みを浮かべて香織と仲良く帰っていった。

「先生、あの二人お似合いですよね。羨ましいわ~」

「そうだな。お前も旦那さんとは激しいんだろう?羨ましいことだ」

「まあ、先生そんな見たようなこと言って!先生となら好きと言ってくれただけで濡れちゃいますわよ」

「相変わらずバカなこと言ってるな」

この日も笑い声が院内に響いていた。