泣いちゃいました❤❤❤
泣いちゃいました❤❤❤
サホはお客さんとHしながら泣いちゃいました。
こんなこと初めて!自分でも驚いてます。どうしてだろう?
夏休みなのにどこへも行けなかったから?大好きだったお祖父ちゃんが亡くなったから?彼氏のアキラが海外放浪に出ちゃったから?・・それともお客さんが凄かったから?
それは夏の終わりで、台風の通り過ぎた空は抜けるように青く、乾いた光りが空一面にはじけていました。
サホは店長の運転で海岸沿いのホテルに向かっていました。カーステからサザンの『真夏の果実』が流れて、店長が鼻歌混じりでいいました。
「夏歌はサザンかチューブだよな。今年の夏も終わりだ。因果な仕事でどこへも行けなかったよ。サホはどこか行ったのか?」
雑然とした市街地を抜けて工場や倉庫の並ぶ地区に入っていきます。クレーンが樹立し、金属音に混じってボ~と汽笛が響き、建物の間から海が白く光っています。
「・・お祖父ちゃんのお葬式があったし・・どこへも行かなかった。」
今年の夏は最悪でした。
夏の初めにお祖父ちゃんが貝採りしてて死んでしまったし、お盆までは大学の資格対策講座で縛られていたし、盆明けにアキラが放浪してくるって出て行った。サホだけ取り残された感じで、クーラーつけてやけ食いしたから体調を崩し、お店の仕事を入れたけれどけっこうヒマで、モヤモヤしたものがいっぱい溜まっている。目がチカチカして肩が凝って、店長にサザンの音量を下げてもらいました。
工場地区を抜けると一気に視界が開けました。埋め立て地に雑草が茂り、白っぽく光る沖合をタンカーが往来し、青空をカモメが舞っている。潮の香りが鼻をさします。
「ホラ、見ろ。赤い橋の向こうに観覧車やビル街があるだろう。あの一角にラブホテル街がある。不況で工場が進出しないもんだから商業地区になったんだ。」
橋を越えるとホテル街がすぐで、サホはその一角で降ろされました。
「ここでお客さんがお待ちだ。帰りはタクシーで帰って来いよ。」
店長はチケットを渡すとカーステのボリュームを上げて去って行きました。
ひとり残されたサホ。カモメがギャ~ギャ~冷やかすように鳴いている。
埋め立て地のホテル街は場違いな感じで閑散としている。赤やピンクの派手な装飾が真昼の太陽にそぐわない。どことなく荒んで薄汚い。
こんな昼下がり、知らない人とHするのかと思うと惨めになりました。
でも、サホを待ってる人がいるし、イイ出会いがあるかもしれない。サホは気を取り直してホテルに入っていきました。
ホテルの廊下をウロウロして部屋を見つけたんですけど入る気にならず、深呼吸してほっぺを叩いてからブザーを押しました。
ピンポ~ン。どんな人だろう?・・不安と緊張でドキドキする瞬間です。
恐る恐るドアが開き、サングラスの恐そうな人が現れました。
「○○のサホです。Tさんですか?」
黙って頷くとサホを入れました。外光を遮断した薄暗い部屋にボ~と大きなベッドが浮かんでいる。彼は落ち着かない様子でウロウロしています。サホは立ったまま挨拶しました。
「初めましてサホです。今日は○○を利用いただいてありがとうございます。・・お時間はどういたしましょう?」
慌ててソファに腰掛けると、両手を膝においてペコンと頭を下げました。
「1時間半でお願いします。」
まるで柔道の挨拶みたい。礼儀正しいのか、緊張してるのか、恐そうに見えるけど小心者だと思いました。サングラスをかけたままだし、ちょっとプレイする雰囲気じゃありません。リラックスさせなくちゃ、彼の横にピタッと座りました。
「いつもサングラスなんですか?」
「イ、イヤ。」
慌ててグラスを外しました。恐い感じだったのに目が細くてチャーミング、サホのタイプかも・・
「今日はお休みですの?」
「ハ、ハイ。」
膝の上でしっかり拳を握っています。額に汗が滲んでいる。身体を寄せているのに手をまわして来ない。じっと下を見つめて思案しているような、耐えてるような、この人大丈夫かなと思ってしまいました。
「女の子と遊ばれますか?」
「む、昔、チョッと。」
きっと、久しぶりの女遊びで緊張してるんだ。サホは誘うように彼の拳に手を重ねました。密着している女の子が手を重ねれば、普通の男はその気になって抱きつきます。ところが肩に力を入れて固まっている。もしかしてサホが気に入らない?!
「本当に、わたしでよろしいんですか?」
「も、勿論イイです。」
真っ赤になって頭を振る。でも、会話が途切れて気まずい空気が漂います。サホはテレビをつけました。
「アア~イイ、もっと!もっと!」
恍惚の表情で悶える女優さんが大写し。
「何コレ!」
「ス、スミマセン。」
飛び上がってテレビを消しました。さっきまでHなテレビを見ていたんでしょう。お客さんがAVチャンネルを見てるのはよくあることで、慌てて消すなんて中学生みたい。イイ年して童貞?と思いました。でも、股間がしっかり盛り上がっている。サホはお姉さん口調でいいました。
「お風呂に入りましょうね、身体を洗うのはマナーですからね。」
これ見よがしに服を脱ぐサホ。慌てて浴室のお湯を張る彼。サホが先に入りました。しばらくしてタオルを当てた彼が恐る恐る入ってきました。
サホの目が思わず丸くなりました。だって!身体が素晴らしいんだもの。ガッシリした肩、分厚い胸、よく伸びた手足。まるでギリシャ彫刻みたい。嬉しくなっていいました。
「洗ったげる!」
背中を泡だらけにしてゴシゴシ擦りました。しなやかな筋肉、褐色の肌、水浴びした牛みたい、ツヤツヤ光ってる。
「今度は前を向いて・・」
ワア~ッ!思わず叫んでしまいました。
アレが馬みたいにそそっていたんです。あんな長いの見たのは初めて!
血が昇ってボ~としました。ダメダメ、ほっぺを叩いて、彼の前にひざまずき押し頂くように洗いました。泡だらけで洗っていると、アレがグイグイ突き上げてくる。彼とは別の独自の意思を持った生き物みたい。可愛くって、面白くって、弄んでいると呻きました。
「イイ、イクッ、咥えてくれ!」
サホも欲しくなってたから、咥えようとするんだけど太くて長い。モタモタしているとググッと押し込まれ激しくピストン。
「アア~アゴが壊れる!息が出来ない!」
アッという間に発射しました。その瞬間サホの意識も飛んでしまって・・イッタというより窒息しそうで失神したのかも知れません。
目を開けると、心配そうな細い目がありました。サホはベッドに運ばれて彼が覗き込んでいたのです。
「ゴメンな、無茶して、苦しかったろう。」
口内が痺れてモタモタしてます。激しいピストンでアゴが外れそうだった。モオ~ッ、怒ったように眉を寄せると唇を寄せてきました。
「許してな。」
彼の舌が丁寧に口の周りを舐めています。髭がチクチクするけどしみじみして温かい。大切にされてる、包まれている実感がありました。ああイイ人なんだと思って舌を受け入れました。
サホはお客さんとHしながら泣いちゃいました。
こんなこと初めて!自分でも驚いてます。どうしてだろう?
夏休みなのにどこへも行けなかったから?大好きだったお祖父ちゃんが亡くなったから?彼氏のアキラが海外放浪に出ちゃったから?・・それともお客さんが凄かったから?
それは夏の終わりで、台風の通り過ぎた空は抜けるように青く、乾いた光りが空一面にはじけていました。
サホは店長の運転で海岸沿いのホテルに向かっていました。カーステからサザンの『真夏の果実』が流れて、店長が鼻歌混じりでいいました。
「夏歌はサザンかチューブだよな。今年の夏も終わりだ。因果な仕事でどこへも行けなかったよ。サホはどこか行ったのか?」
雑然とした市街地を抜けて工場や倉庫の並ぶ地区に入っていきます。クレーンが樹立し、金属音に混じってボ~と汽笛が響き、建物の間から海が白く光っています。
「・・お祖父ちゃんのお葬式があったし・・どこへも行かなかった。」
今年の夏は最悪でした。
夏の初めにお祖父ちゃんが貝採りしてて死んでしまったし、お盆までは大学の資格対策講座で縛られていたし、盆明けにアキラが放浪してくるって出て行った。サホだけ取り残された感じで、クーラーつけてやけ食いしたから体調を崩し、お店の仕事を入れたけれどけっこうヒマで、モヤモヤしたものがいっぱい溜まっている。目がチカチカして肩が凝って、店長にサザンの音量を下げてもらいました。
工場地区を抜けると一気に視界が開けました。埋め立て地に雑草が茂り、白っぽく光る沖合をタンカーが往来し、青空をカモメが舞っている。潮の香りが鼻をさします。
「ホラ、見ろ。赤い橋の向こうに観覧車やビル街があるだろう。あの一角にラブホテル街がある。不況で工場が進出しないもんだから商業地区になったんだ。」
橋を越えるとホテル街がすぐで、サホはその一角で降ろされました。
「ここでお客さんがお待ちだ。帰りはタクシーで帰って来いよ。」
店長はチケットを渡すとカーステのボリュームを上げて去って行きました。
ひとり残されたサホ。カモメがギャ~ギャ~冷やかすように鳴いている。
埋め立て地のホテル街は場違いな感じで閑散としている。赤やピンクの派手な装飾が真昼の太陽にそぐわない。どことなく荒んで薄汚い。
こんな昼下がり、知らない人とHするのかと思うと惨めになりました。
でも、サホを待ってる人がいるし、イイ出会いがあるかもしれない。サホは気を取り直してホテルに入っていきました。
ホテルの廊下をウロウロして部屋を見つけたんですけど入る気にならず、深呼吸してほっぺを叩いてからブザーを押しました。
ピンポ~ン。どんな人だろう?・・不安と緊張でドキドキする瞬間です。
恐る恐るドアが開き、サングラスの恐そうな人が現れました。
「○○のサホです。Tさんですか?」
黙って頷くとサホを入れました。外光を遮断した薄暗い部屋にボ~と大きなベッドが浮かんでいる。彼は落ち着かない様子でウロウロしています。サホは立ったまま挨拶しました。
「初めましてサホです。今日は○○を利用いただいてありがとうございます。・・お時間はどういたしましょう?」
慌ててソファに腰掛けると、両手を膝においてペコンと頭を下げました。
「1時間半でお願いします。」
まるで柔道の挨拶みたい。礼儀正しいのか、緊張してるのか、恐そうに見えるけど小心者だと思いました。サングラスをかけたままだし、ちょっとプレイする雰囲気じゃありません。リラックスさせなくちゃ、彼の横にピタッと座りました。
「いつもサングラスなんですか?」
「イ、イヤ。」
慌ててグラスを外しました。恐い感じだったのに目が細くてチャーミング、サホのタイプかも・・
「今日はお休みですの?」
「ハ、ハイ。」
膝の上でしっかり拳を握っています。額に汗が滲んでいる。身体を寄せているのに手をまわして来ない。じっと下を見つめて思案しているような、耐えてるような、この人大丈夫かなと思ってしまいました。
「女の子と遊ばれますか?」
「む、昔、チョッと。」
きっと、久しぶりの女遊びで緊張してるんだ。サホは誘うように彼の拳に手を重ねました。密着している女の子が手を重ねれば、普通の男はその気になって抱きつきます。ところが肩に力を入れて固まっている。もしかしてサホが気に入らない?!
「本当に、わたしでよろしいんですか?」
「も、勿論イイです。」
真っ赤になって頭を振る。でも、会話が途切れて気まずい空気が漂います。サホはテレビをつけました。
「アア~イイ、もっと!もっと!」
恍惚の表情で悶える女優さんが大写し。
「何コレ!」
「ス、スミマセン。」
飛び上がってテレビを消しました。さっきまでHなテレビを見ていたんでしょう。お客さんがAVチャンネルを見てるのはよくあることで、慌てて消すなんて中学生みたい。イイ年して童貞?と思いました。でも、股間がしっかり盛り上がっている。サホはお姉さん口調でいいました。
「お風呂に入りましょうね、身体を洗うのはマナーですからね。」
これ見よがしに服を脱ぐサホ。慌てて浴室のお湯を張る彼。サホが先に入りました。しばらくしてタオルを当てた彼が恐る恐る入ってきました。
サホの目が思わず丸くなりました。だって!身体が素晴らしいんだもの。ガッシリした肩、分厚い胸、よく伸びた手足。まるでギリシャ彫刻みたい。嬉しくなっていいました。
「洗ったげる!」
背中を泡だらけにしてゴシゴシ擦りました。しなやかな筋肉、褐色の肌、水浴びした牛みたい、ツヤツヤ光ってる。
「今度は前を向いて・・」
ワア~ッ!思わず叫んでしまいました。
アレが馬みたいにそそっていたんです。あんな長いの見たのは初めて!
血が昇ってボ~としました。ダメダメ、ほっぺを叩いて、彼の前にひざまずき押し頂くように洗いました。泡だらけで洗っていると、アレがグイグイ突き上げてくる。彼とは別の独自の意思を持った生き物みたい。可愛くって、面白くって、弄んでいると呻きました。
「イイ、イクッ、咥えてくれ!」
サホも欲しくなってたから、咥えようとするんだけど太くて長い。モタモタしているとググッと押し込まれ激しくピストン。
「アア~アゴが壊れる!息が出来ない!」
アッという間に発射しました。その瞬間サホの意識も飛んでしまって・・イッタというより窒息しそうで失神したのかも知れません。
目を開けると、心配そうな細い目がありました。サホはベッドに運ばれて彼が覗き込んでいたのです。
「ゴメンな、無茶して、苦しかったろう。」
口内が痺れてモタモタしてます。激しいピストンでアゴが外れそうだった。モオ~ッ、怒ったように眉を寄せると唇を寄せてきました。
「許してな。」
彼の舌が丁寧に口の周りを舐めています。髭がチクチクするけどしみじみして温かい。大切にされてる、包まれている実感がありました。ああイイ人なんだと思って舌を受け入れました。
作品名:泣いちゃいました❤❤❤ 作家名:カンノ