「恋愛病院 不倫病棟」 第五回
不倫病棟は細長いフロアーの中ほどにナースセンターがあり、その前は休憩スペースとなっている。
スペースを境に東側と西側にそれぞれ男女が分かれている。
当然ながら許可なく行き来する自由は認められていない。
ただし休憩室は自由に使えるようになっており、仲良くなった患者同士がいちゃついていたりするのだ。
今日も昼間からベタベタしているカップルがいて、ナースの早奈枝に注意されていた。
一人は30代後半の友里と言う女、一人は少し年下の正輝と言う男。
「正輝君、仲良くするのはいいんだけどね、AV見ながら友里さんにフェラさせるのは止めて欲しいの」
「だって、友里はいいっていうんだから怒らないでよ」
「それは、あなたのことが好きだから従っているのよ。みんなが見ているのに、好きな彼女に恥ずかしい事させて平気なの?」
「だって、こういうことする病院だろう?他にもやっている奴いるぜ」
「違うのよ。彼女に嫌な思いをさせていると言ってるの」
「じゃあ聞いてみるよ。友里、嫌なのか?」
「いやじゃないけど、恥ずかしい」
「ほら、そうでしょ。我慢しているだけなのよ、正輝君」
何を思ったのか、正輝は友里にやめさせて、ズボンを上げると何も言わずに自分の病室へ戻って行った。
スペースを境に東側と西側にそれぞれ男女が分かれている。
当然ながら許可なく行き来する自由は認められていない。
ただし休憩室は自由に使えるようになっており、仲良くなった患者同士がいちゃついていたりするのだ。
今日も昼間からベタベタしているカップルがいて、ナースの早奈枝に注意されていた。
一人は30代後半の友里と言う女、一人は少し年下の正輝と言う男。
「正輝君、仲良くするのはいいんだけどね、AV見ながら友里さんにフェラさせるのは止めて欲しいの」
「だって、友里はいいっていうんだから怒らないでよ」
「それは、あなたのことが好きだから従っているのよ。みんなが見ているのに、好きな彼女に恥ずかしい事させて平気なの?」
「だって、こういうことする病院だろう?他にもやっている奴いるぜ」
「違うのよ。彼女に嫌な思いをさせていると言ってるの」
「じゃあ聞いてみるよ。友里、嫌なのか?」
「いやじゃないけど、恥ずかしい」
「ほら、そうでしょ。我慢しているだけなのよ、正輝君」
何を思ったのか、正輝は友里にやめさせて、ズボンを上げると何も言わずに自分の病室へ戻って行った。
作品名:「恋愛病院 不倫病棟」 第五回 作家名:てっしゅう