「幸せの交換」 第二十一話
両脚が大きく開かれ野口自身が中に挿入される。
ゆっくりとした動きから何度目かに一度深く突き上げられる。彼は焦らずに私の表情を見ながらゆっくりと動かしていた。
「今度は貴子さんが上になって」
そう言われて彼は自分を抜いた。
「したことが無いの・・・教えて」
「大丈夫だよ。ゆっくりと上においで」
言われた通りにする。彼をまたいで足を広げて乗りかかる。
腰に手を回して誘導されるように位置を確かめられて腰を下ろすように言われた。
ギュッと彼のモノが中に入ってきた。
「自分が感じるように好きに動かしてごらん」
「うん」
上下に動かすより前後に動かすほうが敏感な部分を刺激した。
少し感じだして時折声が出る。彼は下から強く突き上げるように腰を動かす。
前後と上下の動きが私のポイントを掴んだようだ。
「野口さん・・・感じる・・・もっと突いて・・・」
何ということを口走っているのだろうか・・・
もう自分じゃない女そのものが脳を支配している。坂道を転がるように感じる部分は加速度的に終わりに向かって上りつめてゆく。
一度目のピークがほどなくやってきた。
生まれて初めて達する悦びの瞬間だ。私は短く息をしてそのタイミングを合わせるようにした。
「野口さん・・・イク・・・」
動きを止めた。それは力が抜けるようになってしまったからだ。
ゆっくりとした動きから何度目かに一度深く突き上げられる。彼は焦らずに私の表情を見ながらゆっくりと動かしていた。
「今度は貴子さんが上になって」
そう言われて彼は自分を抜いた。
「したことが無いの・・・教えて」
「大丈夫だよ。ゆっくりと上においで」
言われた通りにする。彼をまたいで足を広げて乗りかかる。
腰に手を回して誘導されるように位置を確かめられて腰を下ろすように言われた。
ギュッと彼のモノが中に入ってきた。
「自分が感じるように好きに動かしてごらん」
「うん」
上下に動かすより前後に動かすほうが敏感な部分を刺激した。
少し感じだして時折声が出る。彼は下から強く突き上げるように腰を動かす。
前後と上下の動きが私のポイントを掴んだようだ。
「野口さん・・・感じる・・・もっと突いて・・・」
何ということを口走っているのだろうか・・・
もう自分じゃない女そのものが脳を支配している。坂道を転がるように感じる部分は加速度的に終わりに向かって上りつめてゆく。
一度目のピークがほどなくやってきた。
生まれて初めて達する悦びの瞬間だ。私は短く息をしてそのタイミングを合わせるようにした。
「野口さん・・・イク・・・」
動きを止めた。それは力が抜けるようになってしまったからだ。
作品名:「幸せの交換」 第二十一話 作家名:てっしゅう