生きてきた足あと
気づけばそこに令和元年 2019/04/03
前回の更新から1年以上経ってるんですね……
時の流れあな恐ろしや。
令和元年になるこの年、長男が中学に入学します。
平成元年のとき、私は小学校入学でした。
時の流れを感じます……
長男が中学入学を迎えるにあたり、新しいデスクを購入しました。
小学3年になる次男もいるので、もれなく2台です。
ラック付きデスク2台、デスクチェア2台、引き出し2セット、
ハンガーラック2台……金額ももれなく全部2倍!
次男の部屋も用意することになり、家じゅうに散らかっていた次男の持ち物を断捨離、断捨離、断捨離!
45Lゴミ袋4枚分!(長男は2袋、ついでに私も2袋)
次男はほとんど工作の紙類、長男はライダーと戦隊モノのガチャガチャ、私は衣類と書類です。
この三日間、捨てては組み立て、捨てては組み立て……
最後に無印の衣装ケースが6個来ましたが、出す気にもなれず、
ココに現実逃避しています。
2018/01/10に更新した日記を読みながら思うのは、
この一年で生活がずいぶん変わったなあということ。
長らく時間のウェイトが
育児>>>>>>>家事>>>それ以外
だったのが、
最近は
育児>>>家事>>仕事>音楽>それ以外
になっています。
久々にここに書き込めるのも、次男が占領していたパソコンデスクを取り戻したことと、子供たちがずいぶん手がかからなくなったこともあります。
長男は空手の稽古に行ってます。次男はDSしてます。
私は9mm Parabellum Bulletを聞きながら日記を書いてます。
ちょっと前では信じられない日常です。
今までは兄弟が私をはさんで喧嘩している最中に書いているか、
夜寝静まってからだったのに……
あとこのところ何も書けなかったのは、
パソコン立ちあげるたびに「何やってんの?」「何書いてんの?」「これなんて読むの」って兄弟ダブルで画面をのぞきこんでくるので、
結局何もできなくなってしまったんですよね……
タブレットを購入したこと、加えて本屋に勤務するようになって、
恐ろしい量の活字&タイトルと格闘することになり、
書くことから遠ざかってしまいました。
売れ筋とか、入荷してすぐ取次に返品される本とか、
毎日毎日見ていると、何を書けばいいのか、そもそも何を書きたいのか、まったくわからなくなってしまいました。
何百時間もかけて書いても、
大手の出版社じゃないと入荷数も少ないし、置く場所もなくすぐ返品されることに。
私は文芸ではなく、コミックの担当ですが、1週間で200冊近く返品していると思います。
コミックは毎日何十点も新刊が入荷するので、棚に入らなくなるんですよね……
既刊の棚がぎゅうぎゅうになると大手出版社のベストセラーや、売れ筋のものを優先して残すことになります。
版元が今売り出し中で、大量に在庫があっても返品できないものもあります。
毎日入荷しては返品して……を繰り返していると、
本に対する価値が薄れてくるんですよね。
自分ひとりで小説を書いていた時は、本になるだけでもすごいことだと思っていたのに、本屋に入荷するのはもっと難しいし、1カ月で爆発的に売れなければ棚に残らず、返品されてしまう。
仕事のときはもちろん無心でやってますが、
何か書こうとしたときに、ものすごくむなしい気持ちになります。
自分は作品を大量に本屋に並べたくて書いてるわけじゃない、
でも書くなら誰かに読んでほしい。
そのあたりの気持ちの折り合いをつけるのがなかなか難しいものです。
最後に長編を書いてから、もう二年も経ってしまいました。
もやもやとした構想はあるものの、仕事に行くたび押し流されてしまいます。
長男の中学入学で、また生活が大きく変わると思います。
自分の中にたまったもやもやしたもの、書きたいものをどうやって書いていくのか、自分に問いかける一年にしたいと思っています。
(ちなみに昨年はおなかいっぱいになるほど音楽しました。
人と人がつながって、幸せな一年でした。
そのあたりはまた次回書きます)