「恋愛病院 不倫病棟」 第一回
救急車のサイレンが鳴り響き救急外来で鉄男にお呼びがかかった。
「鉄男先生!抜けなくなったようです」
そう話すのは、受けつけた看護師の内線電話。
「あれがか?」
「はい、そうです。」
「わかった。すぐに行く。気持ちを落ち着かせておいてくれ」
鉄男が現れると患者の男性は泣きながら細い声で話した。
「こんなことになるだなんて・・・痛くてもうちぎれそうなんです。何とかしてください」
「そうでしょうね。麻酔して切断しましょうか?」
「えっ?それってマジに言ってます?」
「それしか外す方法は無いですよ。女性の中を切るわけには行きませんので」
「そんな無茶な~助けてください!」
鉄男は笑いながら患者の目を見て、どうしてこうなったのかを聞いた。
「はい、嫌がる彼女を無理やりに・・・」
「それはいけませんね。警察に届けましょうか?」
「レイプしたんじゃないですよ!れっきとした彼女です」
鉄男は女性に確かめた。涼やかな目の彼女は少し頷いた。
「普通はこのようなことはめったに起こらないのですよ。よほど女性側に恐怖心とか嫌悪感が強かったんだと思いますね。心当たりは?」
「はい・・・前に妊娠して・・・中絶したすぐ後だったんです。我慢出来なくて、そのう、無理やり・・・」
「う~ん、いけませんね。そのようなことは女性を傷つけるし、また妊娠するのではないかと言う恐怖でけいれんを起こしたのだと思われます。
事情は解りました。やはり・・・切断ですね」
「先生!冗談はやめてください」
「では、彼女さんに聞いてみましょう。
どうですか、切断でいいでしょうか?」
彼女と思われる女性は少し笑いながら、「それでお願いします」と返事した。
「お前!それ嘘だろう?なあ、助けてくれよ。コレなくなったらもう一生楽しめないんだぞ!」
「他の人にしようかな~」
「マジで言ってるのか!畜生・・・最低女め」
鉄男はこの男性に本当に彼女のことを愛しているのかを尋ねた。
「鉄男先生!抜けなくなったようです」
そう話すのは、受けつけた看護師の内線電話。
「あれがか?」
「はい、そうです。」
「わかった。すぐに行く。気持ちを落ち着かせておいてくれ」
鉄男が現れると患者の男性は泣きながら細い声で話した。
「こんなことになるだなんて・・・痛くてもうちぎれそうなんです。何とかしてください」
「そうでしょうね。麻酔して切断しましょうか?」
「えっ?それってマジに言ってます?」
「それしか外す方法は無いですよ。女性の中を切るわけには行きませんので」
「そんな無茶な~助けてください!」
鉄男は笑いながら患者の目を見て、どうしてこうなったのかを聞いた。
「はい、嫌がる彼女を無理やりに・・・」
「それはいけませんね。警察に届けましょうか?」
「レイプしたんじゃないですよ!れっきとした彼女です」
鉄男は女性に確かめた。涼やかな目の彼女は少し頷いた。
「普通はこのようなことはめったに起こらないのですよ。よほど女性側に恐怖心とか嫌悪感が強かったんだと思いますね。心当たりは?」
「はい・・・前に妊娠して・・・中絶したすぐ後だったんです。我慢出来なくて、そのう、無理やり・・・」
「う~ん、いけませんね。そのようなことは女性を傷つけるし、また妊娠するのではないかと言う恐怖でけいれんを起こしたのだと思われます。
事情は解りました。やはり・・・切断ですね」
「先生!冗談はやめてください」
「では、彼女さんに聞いてみましょう。
どうですか、切断でいいでしょうか?」
彼女と思われる女性は少し笑いながら、「それでお願いします」と返事した。
「お前!それ嘘だろう?なあ、助けてくれよ。コレなくなったらもう一生楽しめないんだぞ!」
「他の人にしようかな~」
「マジで言ってるのか!畜生・・・最低女め」
鉄男はこの男性に本当に彼女のことを愛しているのかを尋ねた。
作品名:「恋愛病院 不倫病棟」 第一回 作家名:てっしゅう