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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「幸せの交換」 第二話

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「こうなっているのよ。そのつもりなんだから直樹さんにははっきりと言うわ」

「やった!思いが通じた。登志子さんのこと幸せにするよ」

「うん、嬉しい。貴子知ったらびっくりするだろうなあ~」

「そうだね。でも直樹は貴子さんに接近するかもしれないよ。あいつ前にそんなこと言ってたから」

「えっ?それ本当のことなの?」

「感じてなかったのか?あいつが貴子さんのこと気にしてたこと?」

「それとなくね、感じられることはあったけど、貴子は拒否していたから付き合うことは絶対にないと思ってた」

「これであいつが貴子さんと付き合ったら、また四人で遊べるよな?」

「え?そういうこと?何だか変に感じるけど、野口さんが良いっていうならそうしてもいいけど」

「おれたちは親友だし、登志子さんと貴子さんも親友同士だし、分かり会えると思うけど最初はちょっと気にするかもしれないね」

「うん、そうだね。みんなで仲良くできたらそれに越したことはないって思う」