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きんぎょ日和
きんぎょ日和
novelistID. 53646
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メダカさんと金魚さん…時に卵と赤ちゃん。

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自分の毎日の頑張りのせいか、結局えさやりの容器が八個から六個増えて十四個にまでなった。
でもこれから私が帰った後、少し赤ちゃんが大きくなると仕分けが待っている。
仕分けは色別、サイズ別となる…。
途方も無い数の容器が増えることを考えるお母さんから毎回ため息が出ていた。
そのため息はとても重かった。
そしてここに文章を書いている今も、メダカたちは孵化してお母さんの仕事とため息を増やしている。

成長が遅れていた白点さんは私のいる間に少し成長した気がした。
お母さんも白点さんを見て、
『あらぁ~、白点さんも成長するのね。』
とのことだった。
その後、お母さんに電話をして転覆さんの様子を聞いたところ、ちゃんと網の下に潜っていつも寝ているとのことだった。
ちゃんと出来ているようで安心した。