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ワタリドリ
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novelistID. 54908
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箱庭少年探偵 第3話 「教室の王様!?」

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「そこまでよ、高森くん!(⊛∇⊛)」

(柳沢、Σ(⊳Д⊲)またいきなりふいをつかれたように言葉を失って、生徒たちもつられるように、女性の方に振り返って。)

(だが正は、急にばつがわるそうにその女性にハッΣ(゚Д゚)として。)

(その女性教員の後ろには外人さんらしき金髪の男性が満面な笑みで。)

外人さん
「ハロー!\(◎∀◎)/!)」


N、なんだ!なんだ?今度は何が始まるんだ?\(◎Д◎)/!


(3人の教員、優しそうだがどこか不気味な笑みで正の方を見てゆっくりと教室の中へ入ってきながら・・・。)

眼鏡の女性
「見つけたわよ~~。高森くん、あなたのクラスは4組でしょう!入学した時からほんとこりないんだから~!さあ!はやく自分の教室へ戻りましょ~。みんなも待ってるから~~。(⊛∇⊛)」

(そうゆうと、少し強引に2人の男性教員(1人は外人さん)が両側からいやがる正の腕を抱えるように立たせてズルズルと引っ張って行こうとする。正、じたばたとまるで小さな子供みたいに必死で抵抗するように、怒り声で叫びながら・・・。)


「い、いやだ!離せ!鬼ぃ~~~!。悪魔あ~~!。行きたくな~い!僕は4(よん)とゆう数字がきらいなんだああ~~~~~~~~~。(# ⊳Д⊲)」

(教員たち、そんな正をなだめるように!)

眼鏡の女性
「そんなの4かと(シカト)すりゃいいのよ!(⊛∇⊛)」

外人さん
「無視、ムシ(ムシム4)よ!。\(◎∀◎)/!」


N、扱いなれてんな~(@_@;)!お~こわっ?何もんだこいつら?ダジャレ族か?


(最後まで、柳沢や生徒らにあっけにとられるように見送られるなか、ついにあがく正も廊下の外に無理やり連れ出されてゆくと・・・。3人の中で一番無口だった、しぶめの中年の男子教員が教室の中を振り返ってクールに・・・。)

無口の人
「4月そうそう大変にお騒がせしました!皆さまどうか素敵な新学期を!(´□`)」

(そうゆうと、ぺこりと(-_-)とおじぎをしてぴしゃりと扉を閉め何事もなかったように行ってしまう。)


(シ~~~~~~ン!と後には、静まり返る教室の中に取り残された、柳沢とこう太や生徒たちが唖然Σ(゚◇゚)としたまま正が連れ出されて閉められた扉をしばらくずっと眺めていた・・・。)


N、まさかこの学校の教師ってみんなこんな感じやのか~?\(◎Д◎)/!正、締め出されるのめっちゃ恐怖やったわ~~~!この先、絶対生徒らにトラウマおきへんとちゃうかあ~~~。すげ~~~心配やわ~~~。


〇始業式帰りの廊下
(ざわざわと廊下を歩いてゆく生徒達、こう太達のクラスもしきりとおしゃべりに夢中になって、おちゃらけな男子達、達也(たつや)と雄輝(ゆうき)が時より正と柳沢の話しを笑い話しに持ちだして・・・。)

達也
「4組って、特殊学級のクラスらしいぜ!学校中の問題のある生徒を集めてる。」

雄輝
「ははっ、どうりで・・・。( ̄∀ ̄)!」

(明香里も去年一緒だったクラスの子か、ショート髪の由紀子(ゆきこ)に抱き着くように小刻みに震えて興奮したように・・・。)

明香里
「由紀子~~!。♥あたし今日から毎日、不眠症で寝られなくなるかもしれない。\(♥o♥)/!ああ~♥お布団の中で狂い死にしちゃったらどおしよお~~~~。\(♥∇♥)/!」

(由紀子、わけがわからず。)

由紀子
「ハアッ?\Σ(゚□゚)/!」

N、こりゃあかんわ!明香里ちゃん完全に火照りすぎで、脳みそ蒸発しちまっとる!Σ(゚◇゚)

(他にも、こう太のクラスの女子がまるで卒業式のように何人も抱き合ったりして、痙攣や過呼吸のようにがくがくと震えている子が面倒見の良さそうな青いポニーテールの恵梨香(えりか)になぐさめられるように・・・。)

恵梨香
「大丈夫よ、何かあれば、あたしのお母さんPTA会長だから。(´∇`)いつでもあんな暴力ド変態教師なんか吠えずらかかせて、くびにしてやれるから。ね!(^-^)」

(震えてる友達を恵梨香が優しく抱きしめて、一緒にこらえていた涙を流しはじめた。)


N、どええ~~~!Σ\(☆Д☆)/さっそく犠牲者出とるやんけえ~~~。Σ(◎Д◎)/これしゃれにならんとちゃうかあ~~~~。あの教師いったいこの状況どないおとしまえつけるつもりやろ~~~!



(そんなクラスメイト達を横目に無表情で、ひとり離れてどんどん先に歩いてゆくこう太。ちょうどさしかかる真上の3年4組の表札が目に入り、教室の窓を除いてみる。少ない机にもう生徒の姿はなく昼下がりの日差しがすべての机にまぶしいほど降り注いでいた。再び表札に目を戻すこう太。よく見ると4の所が黒いマジックのようなもので描きつぶされていて、その真上に手書きで5と描かれていた。)
(こう太、しばらくその表札を無心になったように口を開けて眺めていたが、やがて口元がゆっくりとほころんでいった。)

〇学校、校舎の外

(ちょうどその頃、正も校外の大きな桜の木の下で目を閉じて物思いにふけっていた。( ̄_ ̄)立ち入り禁止のさくの中に堂々と木にもたれて座り込んで。心地よい春の風に吹かれるように、桜の花びらがスローモーションに空を舞って、それが正の肩や頭の上にも降りてきた。
木漏れ日の日差しが優しく手を差し出すように、はとやすずめもさくの中に入ってきて。いつのまにか正の鼻や口元から穏やかな寝息がもれていた。(-_-)zzz


N、こ、これはもしやあ~!新たな恋心?(じゃない!)友情の芽生えの前兆かあ?\(◎o◎)/!


つづく


次回は、いよいよこう太とこう太の家族の秘密にお節介の正が真っ向から迫ってゆき、こう太も初めて正の家に訪れて、また新たなアクシデントが待ち構えて!そこでお互いに以外な事実を知ることに!?\(Σ(☆Д☆)/!ええ~~~っ!