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 ……というわけでこんにちは。
「『眼鏡の文系少女』だけでキャラ設定決められた峰原あやめです」
「ご丁寧にありがとうございます。私も『眼鏡の剣道少女』だけで決められた倉泉悠里です」(←だからこっちを見ない!)
 改めまして、峰原あやめさんはこちらの作品からいらしていただきました。
「というわけでNHKから告知させて下さいね」

     『霧雨堂の女中』
     http://novelist.jp/70237.html

 タイトルにも貼っ付けたいと思います、ぜひ一度お訪ねください。
「あたしも今度彩花市に行ってもイイですか?」
「どうぞ、霧雨堂はちょっと変わったお客様が来ますが、美味しい飲み物を用意してお待ちしてますよ」
「緑茶もありますか?(←お茶好き、好みは渋め)」
「そうですね、悠里さん好みのお茶も用意しときましょう」
「やったあ、88さん、行きましょうよ、彩花市。夏休みなんやからどっか旅行せんと」
 ははは、何かノリノリやねぇ。でも我が海賊船、干上がっちゃってどうしょうもないでよ、ほら、このカンカンカン照り……。

「それだったら、私が……」
「どうしたの?あやめさん」

   ゴロッ、ゴロゴロゴゴ……

 おやっ、外が急に黒い雲が……。
「あれっ、ホンマですねえ……。ここ数日日照り続きだったのに」

   ザザッ、ザザザーッ

あらら、急に雨が。こりゃまいりましたなあ。
「いや、そうでもないみたいですよ88さん。周囲の砂が……」
本当だ。雨が満ちて辺りが海に戻ってきたじゃないですかぁ。これやったら船出せるかもよ。
「ちょっと雨の様子を見守ってましょう」

   * * *

 そうそう、今回のテーマ忘れてた。悠里ちゃんよろしく
「今回のテーマはコチラ!
    『書いててよかったと思う時は?』
でっす」
 形はどんなんであれ、表現するって楽しいですよね。
「88さんはどんな時そう思いますか?」
 ワタクシの場合は書いた達成感もそうですが、それよりも読者がホッコリしてくれた時でしょうか?職場の話で例えたら起案が採用されたとか、学校の話で例えたら書いた絵や作文が発表されたりとかそんな感じ。
「『自分が楽しみ、そして楽しませる』ですか?」
そうそう。それって自分の思惑と読者の思惑とが合致したって事ですから。
「ほう、なールほどぉ。繋がった感ありますよね」
そのために「どうやったらウケるやろ?」と常日頃考えるのは関西人の血なんかもね。
「あやめさんはいかがですか?」
「そうですね。仕事を通じて色んなお客様が来ることでしょうか……」
 確かに、あのお店は話題には事欠かないお客様が来られますねえ。
「はい、そうですね。マスターからあんな感じですから」
「ほらほら、言うとうやないですか88さん。やっぱりあたしら霧雨堂へ行かなアカンねんって」
 そんな急に……、行ってみたいのはわかるけどでもどうやって?
「ところでお二人さん、雨の様子はいかがですか?」
 そういや忘れてました。おや、雨で辺りがすっかり海に戻ってますよ。
「あ、そうだ」
 何々、悠里ちゃん。何か思い出したん?
「あやめさんは『75%以上の雨女』なんですって(←作品読んできました)」
そう言えばそうでした。あやめさんのおかげで我が海賊船、水を得た魚みたいに復活です。
「彩花市は11時の方向に、あります」
 ども、ご丁寧に。そんじゃ舵を取って……と。この風向きなら無事に彩花市の方向へ航海できそうです。ついでなんでこのままお送り致しましょう。地図書いたらこんな感じかな?