NHK(novelist放送協会)
第14回 あったらいいなの新機能
ボォォォォーーーー
ボォォォォーーーー……
いきなり何かと思われた方、いらっしゃいます?こんばんは、神出鬼没の海賊船番組novelist放送協会人呼んでNHK。ワタクシが船長の八馬八朔でございます。船なんで汽笛を鳴らしてみましたがよう考えたらワタクシ、船の免許持ってなかったんやった……、てか、ま、エエか。
「いきなり何をいってるんですか、88さん」
ボォォォォーーーー、
ボォォォォーーーー……
そういうアナタこそ、汽笛を鳴らして何やっとう(←神戸なまり)?
「このボタンって汽笛やったんですね。今まで気になってたんですよぉ。やっぱりココは海賊船ですね、汽笛鳴るし」
ボォォォォーーーー、
ボォォォォーーーー……
ちょっとちょっと。そんなに鳴らしたら迷惑になるやんか?
「みんな音を聞いて集まってくれたらなあ、と思って。でも大丈夫ですよ。だって、音も映像もありませんから……」
(チャンチャン♪)
「あはは、申し遅れました。倉泉悠里です」
今回もドタバタで勢いのみでやって来ます。細かいことは気にしたらアカン!
「それじゃ始めます。
電波の砂嵐に現れる
モノカキの交差点、
みんな集まれNHK!
スタートでっす!」
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ボォォォォーーーー……
(――だから何回も鳴らさんでエエってからに――)
作品名:NHK(novelist放送協会) 作家名:八馬八朔