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NHK(novelist放送協会)

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 平成29年一発目、novelist放送協会略してNHKは受信料無料でブラウン管の砂嵐の向こうから放送しております。
「当番組ではテーマをもとに皆さんの意見を交換する企画番組です」

 それでは早速。前回のテーマは何でしたっけ、悠里さん。
「前回はですねえ、
   作品を書いて失敗したことは?
でしょ」

 今回もお便りいただいております。
「甜茶さま、ありがとうございます。今年もよろしくお願いしますね」

  八馬八朔さん 倉泉悠里さん 
  こんにちは。

こんにちは。
「こんにちは」

   寒くなってきましたね。
   悠里さんは、寒稽古
   きつくないですか?
    冷たい床で裸足での稽古。
   いつも元気そうですが、
   女の子ですからあまり冷やさ
   ないようにね♪

「甜茶さま、ありがとうございます。寒い中鍛えてるので、私は大丈夫ですよ。でも、稽古前の温まるまではやっぱり苦手なんですけど」
 ちなみにワタクシはコタツガメです。え?聞いてなかったですか?それでは、甜茶さまはどうお考えでしょうか、

   投稿の時は
     『これがすべて』
   の気持ちですので、足りない
   ところはあっても失敗とは感
   じていないと思っています。

   小説で方言を使ってしまった
   としても読者が筆者の設定場所
   を切り替えて読んでしまう
   こともあるでしょうし、
   関東に関西人が居ても違和感
   はないかも。それに皆さん、
   失敗と思えば出さないし、
   その後気付いたら訂正されて
   いるのではないでしょうか?

 ま、確かにそうですね。書ききった時点でそれが失敗かどうかってわかりませんものね。
「でもその『やりきった感』は分かるし、あたしも大好きです」
 それと、気付いたら訂正すればいいんですよね。それもココの特徴ですから。

   わたしがあえて失敗とするなら
   主人公が筆者の体験や実体と
   思われて、その影を引き摺って
   見られることかしらね。
   それもまた 執筆の面白さですけど…

 ああ、それ、あるあるですね~。ワタクシも物語を実体験を思われてしまうと、次回作への足かせになってしまう危険性ってありますよね。
「ってことは、あたしのモデルは88さんじゃないってことですか?(←天然)」
 ――そりゃ、そうですわな。第一アナタは女の子でしょ?それにワタクシは日本人です(←悠里はアメリカ人のクォーターです)。強いて共通点を言えば左利きということくらいでしょうか。

 個人的な感想なんですが、自分の体験と思われると話の幅って「自分」という範疇から越えないと思うんですよね。ちなみに、ワタクシ八馬八朔という人間は別作品『ihatov88の徒然日記』でおよそ分かると思います。
 なので、敢えて登場する主キャラは自分ではない人を作っています。
「あたしのように主人公を女子にしてみたり、とか?」
さようです。過去の放送でも書いたと思うんですが、性別、年齢層、国籍、時代、いろんな人物を描写することで物語って幅が広がると思うんですよね。
「フムフム……」
 物語の長短や場面にもよりますが、例えば学園ものでも若者しか出なかったらどこか物足りなくないですか?
「確かにそうですよね。あたし(高校生)には親やおばあちゃん、甥っ子もいますから」
逆に言えば鉄板で押し通せないので幅をもって書いてると言えばそれまでなんですけどね。どっちにせよ勉強ですね。 
「皆さんの意見はいかがですか?教えてくれたら嬉しいな☆」

 それと自分でない人を使うのはワタクシ自身も読者の一人になって感情移入したいからですね。
「自分で書いてるのに『負けるな悠里!』って言ってみたくなるような感じですか?」
 そう、そんな感じ。そうすることで読んでいただいた方がどう思われるのかが分かるんかな~と。だから、ですよ。悠里ちゃん。
「はい?」
 なので、ワタクシは話を書く時は、自身の経験談ではないので、書く前に色々と調べたり、人から話を聞いたり本を読んだりします。
「へえ、そうだったんですかぁ」

 てなわけで、今回のテーマです。それでは、今回のテーマは!

   「テーマは、CMのあとで!」

 ドテッ(←またベタなオチ……)
「でも一回言って見たかってん……」

  ザザッ、ザザザーーーッ