NHK(novelist放送協会)
「『次のページ』クリック、ありがとうございます」
当番組では、モノカキに関する様々な質問を挙げて、意見をいただいてご覧の皆様の参考となることを期待しています。ご意見質問その他何でもいいので、ここを交流の場としていただけたら嬉しい限りでございます。
それでは早速記念すべき最初のテーマです。では悠里さんよろしく。
「はーい、それでは。ジャカジャン♪」
ジャカジャンは言わんでエエよ。(←けっこうノリノリになってる)
「これは88さんからの質問なんですが、皆さんここで色んな作品をお書きになってますよね。そこで
書くことを始めたきっかけは何ですか?
それでは、その切っ掛けを教えて下さい、88さん」
えっ?いきなりワタクシが?
「だってそうじゃないですか。番組の最初から答えがあるっておかしくないですか?まずはこんな回答が欲しいって例を示して下さいよぉ」
……ま、そりゃそうやわな。
しっかし自分のことを話しても誰が聞いてくれるんやろ、と思いつつもここは告白することで皆さんの意見を返ってきて今後の自分の活動に反映させ……(独り言)
「ブツクサ言っててもわかりませんよ、88さん!」
はいっ!
「私は、興味ありますよ。88さんがいなかったら私もいなかったワケですし……」
ありがとう、ありがとね悠里ちゃん。そう言ってくれるのアンタだけかも……、まあ始めちゃったし発表しましょう。
えー、それでは。
ワタクシ、モノを書くことを始めたのは大学生の頃でした。文学部の学生でしたので、そもそも読むのは好きでした。周りには読むだけでなく書くことに興味のある連中は多かったのです。そこで論文とか書くときに手に入れたのがワープロ、古いですね。
「ワープロ、って何ですか?」
なな……、悠里ちゃん知らないの?ワープロ。タイプライターみたいなもんよ。文字打ちのみのPCみたいなもん、それも嵩高い。
「へぇ、そうなんですかぁ」(←あまり聞いてない)
それでですよ。ワープロあったら思ったこと何でも書けるんです、仲間内で文章で笑わすネタを書いたのが始まりでしょうか。それも書いてみるとけっこう面白い、完成度とか抜きにして。もっと小さい頃マンガ書いて遊んでたのと同じように頭から物語が生まれるのです。現実と違って「こんな展開やったらエエなあ」って感じで。
でも、知識不足でどれも話まとまらず、断片的なものばっかりでネタ帳みたいに持っていて「完成形」というのはなかったと思います。それと、仲間内以外で読んでくれる人も。
「それは残念ですね……」
それからワタクシは就職して、趣味に割くような時間と余裕が徐々になくなり、ワープロはホコリをかぶりカキカケの作品は人の目に触れることなく記憶の彼方へ……でした。
「じゃあ、何がきっかけで再び書くようになったのですか?」
そして経つこと10余年。通勤時間の長い部署にいた頃に携帯電話をスマホに変えたのです。スゴいですねスマホ、21世紀が産み出した無限の遊び道具だ。
手にした時の年齢がもうエエ年だったので、通勤電車でゲームするのも時間もったいないし、そこで色んな文章を読んでいたのです。そこで見つけたのがここだったのですよ。
小説投稿サイト
パチン(手を叩く音)、これじゃん!みんな一生懸命に書いてるし、こういうサイトだから読んでくれる人もいる。それで、作品を書いてファイルするアプリはいっぱいあって早速ダウンロードし、頭の体操程度に書くことを再開しそれから昔の記憶と今の経験を紡ぎ会わせて、取り敢えず書いてみる、目標は完成。スマホはPCよりも手軽で、メモ程度に細切れに書けます(最後にPCで完成させるんですけど)。やっぱり長いこと生きてると話ってまとめられるようになってくるんですね。基本的に書き仕事であることもあるでしょうが。
それと、書いたものを読んでくれる場所がある。せっかく書いたんだからやっぱり読んでもらいたいよね。というわけでこうして「日曜おっさん作家・八馬八朔」が誕生したのです。
「私は88さんが学生の頃に生み出されてたんですか?」
……うーん、違うなあ。アナタはけっこう最近ですよ(それに最初アナタは脇役やったし)。
「いずれにせよ88さんはあたしのお父さんってことじゃないですか?」
ちゃうで、それは違う。アンタは父・スティーヴン清彦と母・昌代の次女ということになってるよ。それ言い出したらワタクシ100人のお父さんになっちまうでよ(←やっぱり天然、脱線するのでこの辺で)。
とにかく、書く道具(アプリ)、発表する場があってのモノカキです。書いてまとまることが自分の喜び。読んでもらって読者にホッとしてもらうのが次の喜び、こんなところでしょうか。
「88さんありがとうございます。といった感じで、NHKではそんな皆さんのエピソードを大募集しています。(88さん、そろそろ時間ですよぉ)」
あ、ホンマや。砂嵐警報が出ている……。
今回はワタクシの独り善がりな話を読んでくれてありがとうございました。次は、あなたの意見をお待ちしています。
「お互いに意見交換することで交流と意見を深めませんか?お便り待ってまーッス、それと出演希望の方も是非どうぞでっす」
その際はキャラ設定していただけたら電波の砂嵐を通してアレンジされます!恥ずかしかったら匿名希望も全然オーケーですよ!
コメントでもメッセージでも、どんな方法でも構いません。宛先は
「ブラウン管(←まだ言ってる)の
砂嵐の向こう」
で多分届きます!いつ着くか保証ないですけど。もう一度テーマを申し上げまーす(悠里ちゃんよろしく)
「皆さんの
書くことを始めたきっかけ
をお待ちしてます。読み専の方でしたら『読むことを始めたきっかけ』でも構いませーん、その他質問何でもオーケーです。88さんが適当に答えてくれますよ」
(↑……おいおい、無責任な)、でも冗談抜きで何でも答えようと思ってますので何でもどうぞ。答えてみようじゃありませんか。
砂嵐が近づいて来ました、そろそろお別れの時間です。お相手は88こと八馬八朔と、
「倉泉悠里でした」
それでは皆さんまたいつか。(不定期ですが)
数秒、じゃなかった。数行後には画面が砂嵐に戻ります……またね。
ザザーッ………………
作品名:NHK(novelist放送協会) 作家名:八馬八朔