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NHK(novelist放送協会)

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 今回は町の敏腕配達屋さん(自称)の藤吉智樹君を相方にお送りしております噂(←え?噂になってない。そんなん素無視、素無視)の海賊船番組NHK、novelist放送協会は受信料ナシの映像ナシ。ブラウン管の砂嵐の向こうからの放送です。
 で、彼女、元気?
「え?ああ、おかげさまで。というかありがとうございます」
なんでワタクシがお礼言われるのん?
「だって88さんがそういう展開にしてくれたじゃないですか」
……まあ、確かにそやけど。前フリはこの辺にして始めましょうか。前回の質問は

    『キャラの名前はどうしてる?』

でした。皆さんからのお便りは……、と。
「そうそう、88さんにもう一通配達あったんです、どうぞ」
 ああ、こりゃどうも。えー、と。コチラお便りいただきましたのは甜茶さまでございます。いつもありがとうございます。おかげでワタクシとっても癒されておりますにゃん♪
「さっき甜キャラが移ってませんでした?」
 あらそうかしらん?実際の生活で「勝手にしてよ」と言われるような甘い日常ないのでちょっと真似してみたかっただけにゃん♪(←藤吉、鼻で笑うな、鼻で。おっちゃん恥ずかしいやんか)

   八馬八朔さん、倉泉悠里ちゃん
   こんにちは。

「こんにちは、はじめまして!(←女子には元気がいい)」
ハイこんにちは。今日は悠里ちゃんいないけどワタクシがちゃんと伝えておきます。

  *2『キャラの名前はどうしてる?』
  ほとんどの作は「私、彼彼女、男女」
  など固有の名前を付けていないのですが、
  描く景色がより見えてくると
  いいなと思い、関連のありそうな
  名前をつけることがあります。

「関連のありそうな名前」ですか。そうですね、ワタクシも思い付きで付けてると言いつつ、よう考えたら時代や年代を考えてつけてました。
「僕もッスか?」
そうよ。だってよ、藤吉は20代半ばの現代人だから名前が小五郎とか彦左衛門じゃおかしいわな?
「本気でそんな名前付けようと思ってました?」
うーん、それがウケるなら。
「……(マジっすか?)」
ま、とにかく付けた名前にイメージはできてしまいます。
 続きがあります。  

   主人公だけの名前だけという
   のもあります。用いる漢字の
   持つ(意味の)力に負けてしまうようで
   名前選びは難しく感じています。
   命名してその作品でずっと
   生きていくのですからね。

「確かに、漢字の持つ力ってすごいですよね」
そやね。たった一文字でも深い意味を持ってるわね。確かに名前はつけにくい面はありますあります。そう言った意味では我が子に名前を付けるが如くの緊張感はあります。先日悠里ちゃんが
「88さんはあたしのお父さんってことじゃないですか?」
と言ってたけどあながち間違ってないかもですな。
「フムフム(←藤吉も頷く)」

   ・・・と書きましたが、
   好きな字や気に入った名を使ってます。
          (笑クスッ)甜茶

 やっぱそうッスよね?自分の作品なんだから好きな名前を付けるよね。それには大いに納得です。以上、甜さまからのお便りでした。
 ちなみにワタクシ、漢字では重すぎるのでキャラにひらがなの名前を付けたこともあります。例えば「みなみちゃん」とか。
「あ、俺のカノ……いや、何でもないッス」
 あ、今途中で口が止まったな?それってもしや……。
「そうッスよ、このリップクリームが……わわっ何するんですかッ!」(藤吉、『ネタバレ注意』オーケイ?)「……あ、そうでした。すんません88さん」
というわけで続きは彼が出演の本編「三部作『三猿堂』」でどうぞ(←宣伝になってる)。

 ちなみに甜さまは、ちゃんと宛先に

    ブラウン管の砂嵐の向こう

と書いてありました。ご丁寧にありがとうございます。ちゃんと届いてますよ。そして配達したのはコチラ。
「あ、ども。藤吉です。ウチの会社はどんな物でも運ばせていただきます。例えブラウン管の砂嵐の向こうでも……お気軽にお申しちゅけ下さい」
ククク、言えてないで藤吉。普段使いなれてないのバレとうがな……。
「げげっ……!それでも営業は一生懸命やってるんですって!」
わかってるよ、アンタ意外と真面目なところあるのは(そのようにしたのはワタクシですから)。

    ピー、ピー

 おや、砂嵐注意報が鳴り始めた――。
「すんません88さん、オレ配達あるんでこの辺でいいっスか?」
 ああ、そうやね。砂嵐ひどくなったら会社に戻れへんもんなぁ。いいよ、ありがとう助かったよ。
「どうもー、あざーしたぁ!」

 というわけで今回のお相手は「三部作『三猿堂』」から、自称町の敏腕配達屋さんである藤吉智樹君でした。(ありがとう、おかげで間が持ったよ)