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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「夕美」 第六話

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「お義母さん、私はこれからどうすればいいのでしょう?」

「うん?それは落ち着いてから決めましょう。いまはあなたは由美子さんと隆一郎さんを助けてあげないといけないからね」

隆一郎は雅子の返事に間髪をいれずに夕美に言った。

「夕美、君はここの家の子だから、ずっと居てくれよ。どこへも行かせないよ」

夕美はそう言ってくれた隆一郎に感謝をした。

「隆一郎さん、ありがとうございます。夕美はとてもうれしいです」

由美子も同じように口添えした。
雅子は夕美がこれほどに慕われていることが悔しかったのだろう。何か言いたかったが、今夜はやめておこうと黙っていた。
少し落ち着いて隆一郎が自分の部屋に入り、夕美が片づけを終えて自分の部屋に入って居間には由美子と雅子だけになっていた。
勇気を出して雅子に聞かなければいけないと由美子は思った。
作品名:「夕美」 第六話 作家名:てっしゅう