あらまぁ~、立たせれていた…。
『よいよい。いつの時代であろうが、生きていようが死んでその後になろうが誰であれ、仲良くするということはとても良いことだと思いますよ。あいちゃんのような人は今までそういなかったので、モーセには良い刺激となると思いますよ。…でもあまりモーセを追い込まないようにしましょうね。モーセも一人間なので、考え方は単純かもしれませんが、心はありますからね。』
と言う。
それを聞いたモーセがここぞとばかりに、
『あいちゃんも言われた~。神に怒られた~。』
と言ってくる。
その時私の表情は一変して、モーセを睨みつける。
私が言う前に上がモーセを怒る。
そして、
『そういうことを言うからまたあいちゃんに言い返されるのです。言い返されても私は知りませんよ。』
と上は言う。
そしてモーセはすぐに謝る。
そんなモーセに上は首を傾げて呆れるのが常となった。
こんな感じで私とお母さんはモーセと仲良く?!なったのだ。
作品名:あらまぁ~、立たせれていた…。 作家名:きんぎょ日和