『 MOKUROMI-KYO ~目論見教4(続き)~』
その夜、私は再び不思議な体験をした。体の中を自らの魂が駆け巡り、温めたのだ。思い当たるのは只、侵入者のあった後に爆破予告を受けたという事実であり、今こうしてここに生きている限り、生き続けろと体が私を元気づけているのだろうと考えることにした。果たして、生きることに何の意味があろう。生きるための意義を追求し続けることに。
次章では、調査の後の私達の生活と宗教法人を建てるまでの話に触れる。
作品名:『 MOKUROMI-KYO ~目論見教4(続き)~』 作家名:みゅーずりん仮名