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Neo Border 2015-001

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やがてこの背景に"Neo Border Company" という世界的な企業体が進めるプロジェクト"国境システム「Neo Border Gateway」"の構築があることが後日わかります。 これはインターネットなどを管理するシステムですが、かなり独裁色が濃いものでした。

"Neo Border Company"はこのプロジェクトのためにいろいろな紛争を起こしたり、地域介入を行い始め、最後には人間個人個人を管理しようとします。

これらを阻止すべく、Mark、William、Johnは再び"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"に帰ってきました。
また、JBMというコンピューター系ネット集団の力も借りて、"Neo Border Company"に対抗する組織"Neoborder G連合"という連合体をつくりました。

そして、 "ラグナロク・1年戦争"が始まったのです。

ただし、この戦いは、ITが大きなポイントで、インターネットなどの施設や関連構造物の占有や破壊などは人間同士の戦いですが、 基本メインはネットを瞬時に移動し合うAI同士の戦いです。

とはいえ人的被害も甚大なものとなっていきますが、これは"Neo Border Company"と"Neoborder G連合"が直接戦う事によっておこった悲劇ではなく、 "国境システム「Neo Border Gateway」"が生み出す国家間や、民族間、宗教間への介入によって引き起こされる争いが原因でした。
つまり人間の精神への介入です。

やがて"Neoborder G連合"の組織は弱体化していき、"Neo Border Company"の勝利は、時間の問題となって行きます。

しかしこの状況の打開するべく、"Neo Border Company"の生と死をつかさどる最強衛星、 ”Shining Candy”の機能制御ミッションが、Williamを中心に行われました。

そして困難を極める壮絶な戦いの中でWilliamたちが見たものとは・・・

やがてユール(冬至の祭り)の日が世界を包みます




作品名:Neo Border 2015-001 作家名:Mick