Neo Border 2015-001
"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"はMarkという大学生が、仲間であるWilliam、Johnと共に構築していきました。
やがて世界規模になった"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"の管理は人間では限界があるということで意見が一致し、 世間では機械に支配されるとの反対意見が多くあるなかで、世界で初めて人工知能 <AI Freyaフレイヤ> を最高責任者としました。
しかしそれらに反発する"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"幹部メンバーの工作によって、数か月後、 創造主である3人は、代表などを解任され、ただのメンバーになってしまいます。
3人はそれぞれ自分の守護妖精と共に、旅に出ることになりました。
それぞれが思いを胸に放浪をしている中、Markはスイスで一人の少女に出会い、彼女から「あなたたちの夢が狙われている」と告げられます。
そこで夢とはやはり"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"であり、狙われているということはセキュリティを上げなければいけないということだと悟り、 親しい幹部たちに働きかけセキュリティに優れた<AI Haviハーヴィ>を召喚します。
そのさなか地球の内外的要因によって、自然災害や異常気象などで勃発。
全生物に大きなダメージをあたえる"地球の悲鳴"がおきました。
守護妖精を所持している先進国の人々は比較的ダメージが少なかったですが、途上国でのダメージがひどく、 経済格差による人的被害とまで言われ各方面へと非難が広まっていきました。
そして翌年、追い打ちをかけるように更なる悲劇"人類の悲鳴"が始ます。
これは一部の過激な組織、団体や人心の不安、また情報インフラの浸透による格差への不満が地下ネットワークに拡大し、 グループ化されていった組織によって国家間の対立や地域紛争などが頻発しはじめた状態です。
この二つの悲劇の中、"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"はますます膨張をしていきました。
それは、ここではこれら悲劇に対しての解決策が活発に議論されていたからです。
作品名:Neo Border 2015-001 作家名:Mick