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お酒のお話 2

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店長にやれと言われたからやった。
形だけ見れば人から言われるがままに行動しただけであり、
今まで通り人の意見に流されただけなのかもしれない。

しかしきっかけはどうであれ、今となっては完全にお酒は自分の趣味なのだ。
この時のお店は僕が19歳の年に閉店してしまっているが、
20歳を迎え成人し、それから何年も経った今でも、
このお店での経験は自分の中で生き続けている。

前置きとしては長くなったが、これが「僕が酒好きになったワケ」だ。
今となっては朝ドラで名前が有名になった「竹鶴」を日本酒と勘違いした。
そんな些細なきっかけから生涯の趣味を得た話。

今度は自分が、誰かにお酒の話を伝えたい。
自分の文章を読んで、誰かが少しでも「へぇ」と言ってくれたら嬉しい。
直接口にする事はなくても、色や香りを文章で伝えられたら。
さらにはお財布に少しのゆとりがあって、実際にお買い求めいただけたなら最高。

酒臭い、とすると印象が悪いが、
「お酒の香りのする文章」を目指したいと思います。
最後に「お酒は二十歳になってから!」
作品名:お酒のお話 2 作家名:榊原 始