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小父様大好き❤❤❤❤

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 何とかホテルまで歩いていったけど、膝がガクガクして地面を踏んでいる実感がありませんでした。
 ホテルに入るとロビーにいたロマンスグレイの紳士が近づいてきて、サホさんですか?と聞きました。頭が真っ白、喉がカラカラ、ハ、ハイって頷くと、紳士はよろしくって腰に手をやりました。
 歳の離れた姪を迎えるみたいな仕草でホッとしたんですけど、その後ワアー、こんな小父様が利用されるんだってドキドキしながら付いていきました。
 小父様はスウィートルームに泊まっていて、大きな窓から光りがいっぱい差し込んで市街地が見渡せました。深々した絨毯に重厚なデスクがデンとあり、小父様は背もたれイスに腰掛けました。どうしてイイか分からず固まっていると、穏やかな口調でいいました。
 初めましてSです。よろしく・・サホちゃんていうんだって、初めてだから心配だろう。
 声が出なくて唾を飲み込んで頷くと、
 心配はいらないよ。ぼくは乱暴なことをしないから。出来ないっていった方が正確かな。
 少し自嘲気味に微笑んでから、
 ぼくは若い子の身体を見るだけでイイんだ。見るだけで惚れ惚れして元気が出るんだ。・・キミの身体を見せてくれないか。
 穏やかだった小父様の目が光っています。
 身体を見せるって・・ここで裸になるのかな、シャワー浴びなくてイイのかなと迷っていると、催促されました。
 さあ脱いで、キミの脱ぐ所を見たいんだ。シャワーは後で浴びればイイ・・小父様の眼光が鋭くなりました。
 慌ててワンピースを脱いだんですけど、アレ?と思いました。大きな窓から丸見えじゃん。すると小父様が立ち上がってカーテンを引いてくれました。ホットすると、下着もとりなさいって。
 部屋が暗くなるとなぜか羞恥心が消えました。
 サホは生まれたままの真っ裸です。スベスベしてお魚さんみたい。でも、裸ってスースーするのよね。頼りないていうか、心細いっていうか。
 ホテルの暗い部屋、深紅の絨毯、モスグリーンのカーテン、裸のサホが見知らぬ小父様の前に立っている。じっと見つめる表情は逆光で分からない。奥の寝室がボンヤリ明るく、これから何が始まるのだろう。
 不安と期待でドキドキしていると、小父様がデスクの照明に手を伸ばしました。
 何だろう?
 カチッと音がして、アッ!眩しいライトがサホの裸を照らしたんです。とっさにオッパイを隠したんだけど、ライトがいやらしく追いかける。避けようとして身体を捩りました。
 動かないで!
 一糸まとわぬ身体をライトアップされて、恥ずかしいような、くすぐったいような、でも身体が火照ってくる。突然ライトが止まりました。
 そうだ、そのポーズだ!
 サホのヌードの最も美しいポーズを探していたのです。
 ポーズが決まるとライトの照度を調整しました。ライトを浴びたサホの身体が柔らかな陰影でボーッと浮かび上がっています。ホテルの部屋は物音一つしない。感極まったように呟きました。
 見事だ・・素晴らしい・・柔らかい肩の線、肉付きのイイ乳房、腰のくびれ、張りのあるお尻・・完璧だ!
 サホは自分のヌードをこんな風に褒められたことがないし、そもそもこんな風に見られたこともない。まるでグラビアアイドルみたい。サホから緊張と不安が消えて、心地良い自信と快感に包まれました。ヌードになるモデルさんの気持ちが分かったように思います。
 ひとしきり絶賛すると立ち上がりました。
 どんなHが始まるのだろう、ワクワクしていると腰を抱き寄せました。ブレザーがちくちくする。低い声でささやいたのです。
 素晴らしい、見事なヴィーナスだ。
 それから耳にフーと息を吹きかけました。アア、ダメ!サホの耳は感じやすいんです。思わず身体を反らすと耳たぶを囓られました。ナメクジにみたいに小父様の唇がゆっくりうなじからオッパイへ這っていきます。オッパイを舐められ乳首をいじられたとき、サホは我慢出来ずに声を上げました。アア~
 小父様の手がアソコに伸びていきます。サホはメロメロ、立つことができず崩れかかりると、軽く背中を叩きました。
 キミって、感じやすいんだね。プレイはこれからだよ。シャワーを浴びておいで。
 そうだ、シャワーを忘れていた。
 サホは慌てて浴室に飛び込みました。ほとばしるシャワーが火照った身体に弾けて気持ちイイ。冷たいしぶきで正気になると、あんなに感じた自分が恥ずかしくなった。そういえば長いことHしていない、だから触られただけで逝きそうになったんだ。
 でも?とサホは思った。
 わたしだけ逝ってしまったらどうなるんだろう?初体験のサホに小父様を逝かせる方法が分かりません。

 サホがバスタオルを巻いて部屋に戻ると、小父様はイスにもたれてタバコをくゆらせていました。部屋は暗くライトもそのままで、ガウン姿でいいました。
 キミが来る前にシャワーを浴びたんだ。自分の裸を見られたくない質でね。・・キミはどんなプレイがイイかな?
 どんなプレイて聞かれても、サホはアキラと数人しか経験していない。
 普通のHしか知らないんですけどというと、ニヤリと紫煙をふかしました。
 Hって本番だろ。キミは本番OKなの?
 あ、そうだ、デリは本番厳禁なんだ。慌てて首を振ると、小父様は諭すようにいいました。
 コンパニオンは本番が禁じられてる。本番なしでどうしてお客を満足させるか、これが悩ましいところだ。キミも勉強しなくちゃならない・・
 しばらく思案していた小父様が立ち上がりました。
 さっきの続きを期待していると、大きなスタンドミラーを持ってきて、何やらわたしの首に巻き付けたのです。おもむろにバスタオルを剥ぎとるとささやきました。
 ホラ、キミのヌードはこんなにキレイだ。赤い紐がエロイだろ。
 暗い鏡面に赤い紐を巻いたサホのヌードが浮かんでいます。しなやかな肩、形良く張ったオッパイ、贅肉のないお腹、伸びやかな長い手足。乳白色の裸体に絡んだ赤い紐が蛇みたいでいやらしい。
 サホってこんなにエロイんだ。
 余りの妖しさに我ながらウットリ見惚れました。すると背後から小父様の手が伸びて、首に絡んだ赤い紐を絞めだしたのです。
 ア~、サホは官能映画みたいに声をあげました。
 イイ、イイ、苦しいけどウットリ意識が遠のいていく。しびれるような、とろけるような感覚。力の抜けたサホはグッタリして小父様に寄りかかりました。
 サホは背もたれイスに寝かされたのです。小父様が食い入るように見つめています。
 キレイだ、ウットリした愛らしい顔、赤く濡れた唇、ピンクに上気した身体、伸びやかなカモシカ足・・何もかも完璧だ。
 放心状態のサホはあらぬ世界をさ迷っています。
 この世のタブーや常識が消えて、いわれるままどんなプレイだって出来そうな感じです。 小父様は何やら引き出しから小道具を取り出しました。ピンク色のコントローラーにコードが伸びて、長短2つの卵がぶら下がっています。それをサホの顔に近づけました。
 コレ、何か知ってるね?
 見たことはあるけど、放心して応えることができません。首を振ると目を輝かせました。
作品名:小父様大好き❤❤❤❤ 作家名:カンノ