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月とコンビニ
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灯はずっと消えないで

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春川「あ、帰ってきたよ~彼女さん。今度はちゃんとエスコートするんだぞ!全く、一人で綿あめ買に行かせるなんて言語道断だからね!」
男「お、おいっ」

●女、綿あめ持って入り。
女「遅くなってすいませんでした!」
男「あ、なんかこっちもごめんね。一人で買いに行かせちゃって。」
女「大丈夫ですよ!」
男「そっか。よかったよ。」
女「あ、そうだ!」
男「ん?」
女「さっき並んでる時に思いついたんですけど、どうせなら一緒に神社でお参りしませんか?」
男「あー…いいね。俺も丁度行きたいって思ってたんだよ。」

●神社に向かって歩き出す二人。

春川「独り寂しく祭りに来たら、自分と同じ境遇の女の子に出会って、二人でお祭りを回ることになる。そして意気投合。素敵じゃない。凄く運命的。これから恋に発展しない方がおかしいくらいのシチュエーション。でも。」
女「また、来年も一緒に来たいですね。」
春川「あなたは来年もここへ来る。」
男「そうだな。」
女「少し前に進めそうです。」
春川「忘れられずに、ここへ来る。」
男「そうだな。」
●男、女 ハケ。春川は引き続き板付き



●男 登場、歩きながらタバコを咥え、火をつけようとする、神社の祭りに気づき眺める。
男「もうそんな時期か…」
春川「煙草。」
●声のする方を振り向くと、そこには春川がいる。
春川「その煙草、一本頂戴よ。」


 おわり