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きんぎょ日和
きんぎょ日和
novelistID. 53646
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宗教のおばちゃんとの勉強~ズッキーニの話~

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怒ってる~。あ~怖い…。

聖書にはそんなことまで書いてあるのかと思った私はおばちゃんに、
『野菜に感情はないと聖書の何処に書いてあるんですか?』
と聞いた。
おばちゃんはそっぽを向いて、
『そんなこと書いていませんよ。』
と言った。
私はたまげてしまい、大きな声で、
『えーーーっ!!書いてないのにそんなこと言っていんですか?!』
と言ってしまった。
でもおばちゃんは私から目をそらしたまま、
『ええ、いんですよ。神はお許しになってくれますからね。』
と目を下に落としてそう言った。
チラッと上のおじいさんを見たら、変わらぬ表情だった。

上に見えているおじいさんが神様なら、今のおばちゃんの言葉に怒り顔をするわけはないと思った。
おばちゃんたちはそのおじいさんについての証すものなのだから、おじいさんはニッコリするはずだ。
ということは、私に対して怒っているのだろうか…と頭を過った。
しかしその人は何も話してはくれないので分からないままだった。

そしておばちゃんは何事もなかったかのように輝いた表情をして、
『では、先週の勉強の続きをしましょう。』
と切り出した。

結局、私はまだまだ無神論者のままだった。