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本当の自分を取り戻す-『神との対話』

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1 格言−16 《嫉妬はひとを殺すが、羨望は誕生の契機となる》

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 羨望は自然な感情で、もっと多くを望む気持ちを起こさせる。羨望は動機づけとしてはたらく。純粋な欲望だ。

 嫉妬はひとを殺すが、羨望は誕生の契機となる。

《神との対話2−P268》(一部略)
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 『神との対話』には、「羨望(せんぼう)」と「嫉妬(しっと)」について書いてあります。

 羨望とは「うらやましく思うこと」、嫉妬とは「すぐれた者に対して抱くねたみの気持ち」をいいます。

 一見すると両者の感情は、「すぐれた者に対して抱く感情」という点ではよく似ています。

 しかし「羨望」は、よりすぐれた者になろうという向上の動機付けになる、プラス的な感情なのです。

 一方「嫉妬」は、不安がそのベースにあるマイナス的な感情で、自分や他人の成長を妨げてしまうのです。

 「羨望」は成長に好ましい感情ですが、「嫉妬」は人を殺してしまうのです。