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本当の自分を取り戻す-『神との対話』

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1 格言−11《自分のために選んだことを、ひとにしてやればいい》

┌−−−−−−−−−−
 もっているように行動しなさい。そうすれば、それが引き寄せられてくる。
 そうであるように行動すれば、そうなれる。

 自分のために選んだことを、ひとにしてやればいい。
 豊かであろうとするなら、ひとを豊かにしてやりなさい。

 それも、真剣にすること。自分の利益のためではなく、ほんとうにひとのためになろうと思うこと。そうすれば、すべてはあなたに返ってくる。

 何かを与えると、自分がもっているものを与えるという経験ができるからだ。自分がもってもいないものを与えることはできない。だから、精神は自分について新しい結論を出す。新しい考え方をする。自分はもっているにちがいない、そうでなければ与えられはしないから、と。

この新しい考え方があなたの経験になる。あなたの状態になる。

《神との対話3-P33》
└−−−−−−−−−−

 前回の《「欲しい」という状態を経験する》に、豊かになるには、「すでに持っていると思え」ということを書きました。

 さらに『神との対話』では、豊かになる方法について「豊かであろうとするなら、ひとを豊かにしてやりなさい」といっています。しかも「真剣に心からすること」が必要だといっているのです。

 著者ニールは問います。

「ひとに与える時、どうして真剣でなければならないのか?」

 神は答えます。

「下心のない真剣さがないと、自分の精神は『自分が持っていない』ことを見抜いてしまう」

 インターネットに、「発展途上国を見れば、自分より貧しい人(苦しむ人)たちは必ずいます。たとえわずかでも、その人たちに心から愛をこめて寄付するのです」という言葉がありました。

 この言葉は、「豊かであろうとするなら、真剣に心からひとを豊かにしてやりなさい」という言葉に通じるものといえます。

 他人に心から与えれば、「自分は持っている」という新しい考えが自分に芽生え、それを持続することによって、持っていることが自分に実現するというのです。

 「やろうと思っていないで、さっさとやりなさい」という言葉が、『神との対話』にはあります。ほんの小さなことでも構わないから、やり始めるのです。

 それにならって、私〈伊能言天〉は、毎朝、「私は神の手足となって、メッセージを人々に伝えています」と祈っています。