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如月海緒
如月海緒
novelistID. 32713
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更新日時:2015-01-10 22:44:28
投稿日時:2015-01-06 03:12:37

青空夏影 面影は渓流に溶け入りて

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作者: 如月海緒

カテゴリー :学園小説・青春小説
総ページ数:23ページ [完結]
公開設定:公開  

読者数:1/day 32/month 3731/total

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著者の作品紹介


内容紹介

神田マコトは白山高校に通う三年生。白山高校は廃校が決まっており、全校生徒は彼を含めて四人しかいない。
彼以外は全員女の子だった。
農家の娘、サツキ、神社の巫女、美沙、謎の転校生、アヤメとともに、マコトは最後の夏休みの過ごし方について話し合う。
しかし、なかなか目的地が決まらず、話し合いは頓挫してしまう。
そんな中、アヤメのアドバイスにより、マコトは男を見せることに。
行き先は京都に決まった。
町にもあまり出たことのない田舎者が、都会で右往左往しながら、京都を目指す。
京都では様々なハプニングもありながら、四人は最後の青春を謳歌する。
そんな四人は清水寺で、やんちゃな少女、夏結と、おさげの少女、飛鳥と出会う。
偶然にも宿が同じだった六人は意気投合をし、マコト達は夏結達の生まれた小さな港町についていくことに。
一方、彼らが向かう小さな港町では、一人の少女が安らかな死を求めて都会からやって来た。
その少女は人と交わることを拒絶していたが、ある一人ぼっちの女の子、藍と出会うことで、徐々に生きる意味を見出していった。
そんな二つの夏休みは、稀有なことから次第に交差していく。
時代を越え、交差する二つの夏休みは、遠い日に置いて来た郷愁を、熱い夏の日々の中に思い起こさせる。
そして、二つの夏休みが辿り着いた先は、渓流に写る夏の面影だった。

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