お母さんとの電話～キリストとの勉強～
キリストが聖書の勉強を教えてくれるようになったことをお母さんに伝えるため電話をかけた。
電話をかける前に、またお母さんの姿が見えたので、私はそのことを先に伝えた。
お母さんの服装を伝えたら、
『えっ、うそっ！！また分かったの？！お母さんの今日の服だよ、今言ったの…。』
とまた当たってしまった…。
お母さんが多少怯えて、
『どうして～、どうして～…。どうして分かったの～？何かお母さん怖いよ～。あなたどこから見てるの？！』
と言うから、
『どこから…、お母さんの頭から斜め上に、一メートルくらい離れたところかなぁ～。そんなに離れてないかもしれない…。よく分からない。目で見てるほど鮮明じゃないから。』
と私は説明した。
話したいところはそこじゃないので、私は本題に移った。
『宗教の勉強をしてたら、聖書（ここでは“聖書”と書いているけど、お母さんとの会話は専ら“辞書”と呼んでいる）の中で、理解できない文章とか出てこない？！』
と私は聞いた。
『そんなの、しょっちゅうあるよ。それを教えてくれるのが、宗教の人たちって教えたでしょ。誰かの手引がないと聖書は理解出来ないって。それを手引してくれるのが、宗教の人たちって教えたでしょ。』
とお母さんは、いまさらというような感じでそう答えた。
『うん、分かってるよ。それで、一人いつものように勉強してたら、分からないところが出て来て、考えてたら何かを感じたの。“どこが分かりませんか？”っていうような言葉じゃない何かを感じたの。私は気にせずにそのまま進めてたら、また聞こえて何だろうって辿って行ったら、キリストだった。』
と私は簡単に説明した。
お母さんは、
『はっ？！』
と言ったっきり何も言わない。
『だから、キリストが声をかけてきたの。“漢字の意味が分かりませんか？”とか“どこが分かりませんか？”とか言ってくるの。』
『キリストが？！そう言うの？！』
『そう。』
『そんなの聞いたことないよ～。宗教の人もそんなこと言ってないし～。』
とお母さんは理解を示さないので、
『それでキリストに、勉強を教えてくれるんですかって聞いたら、“はい、教えますよ。分からないところはどこですか？”って言われた。』
と言うと、
『えーーーっ！！それで、それで、…あなた教えてもらったの？！』
とお母さんは大きな声でそう聞いてきた。
『うん。』
『えーーーっ！！そんなことあるかな～。』
とお母さんが言うので、私は試したかったからお母さんに、
『お母さん、私の言う場所を読んで、その文章を説明してみてよ。』
と言った。
『あー、それはいい考え。やってみるやってみる。』
と言って、お母さんはその部分を読んだ。
口に出して読んでいたからお母さんの声が聞こえていた。
読みながら理解に苦しんでいるのも感じ取れた。
“頑張れ、お母さ～ん。”
と心の中で応援していた。
お母さんは読んでは黙り、考え、何度か、
『ちょっと待ってよ…。』
と言っては、自力で答えを出そうとしていた。
私は無駄に待っていた。
そしてキリストが声をかけてきたので、
『お母さん。』
と私が声をかけると、
『ちょっと待ちなさい！！』
と言って聞く耳持たずだったので、
『キリストが何か言ってるよ。』
と言うと、
『えっ？！キリストが…何て？！』
とお母さんが可愛らしく豹変した。
私はイラッとした。
『キリストが、“お母さん、漢字の部分が分からないのではないですか？”だって。』
と私と同じことをキリストは言ってきた。
お母さんが固まるのを感じた。
そして、
『…どうして分かったの…？！』
と聞いてきた。
『キリストが聞いてるんだから、私は分からないよ。』
『またどこからか見てるの？！』
『別に私が見たくて見てるわけじゃないから…。それに、今は見えてない。で、漢字が分からないの？！』
と私は話を戻した。
『うん、見たことない漢字…。お母さん漢字には強いはずだけど、これは分からない。』『私も同じ所でつまずいた。それで、キリストに“漢字の中に細かいという字が入っていますね。どういう意味だと思いますか？”って聞かれて、私は意味が分からなくて…。』と私の話を聞いたお母さんは、
『そんな風に言うの？！そんな言い方するの？！』
と論点とは違う所を突いてきた。
『そうだけど、何で？！』
『やっぱり、お母さんの妹のひよちゃんとは違う。知り合いの金田さんとも違う…。それでその後キリストは何て言ったの？！』
『分からなくて考えてたら、頭の中に関節みたいなものが映って、“細かい”と関節を比べてたら、あっ、細かいところまで分かるっていうこと？！って聞いたの。そしたらキリストが、“はい、そうですね。”って言った。』
と私は説明した。
お母さんは、
『はぁ～。キリストがそう言ったの～？！』
と驚くばかりだった。
『それでその後に、“その文章で言いたいことは、神はどんな細かいところまでも見るということなんですね。どんなにウソを付いて目の前の人を騙せても、神は奥底の本当の心までも分かるということですね。神は、人の口から出ている言葉だけを聞いているのではなく、心の奥底の細かいところまで見ているということですね。”って説明してくれた。どう？！分かりやすい？！』
と私は聞いた。
『はぁ～～～！！凄いわ～！！分かる分かる…。今の説明で納得～。…ということは、嘘付いても神様にはバレてるってことね。…なんか嬉しい～！！』
とお母さんが言うと、キリストが口を開いた。
［キリスト］；（以下 ［キ］）
『はい、そういうことになりますね。お母さんの周りの方たちの中に、たくさんウソを付いている方がいますね。そういう方たちのウソも全て神は見ているんですよ。』
と言うと、お母さんは、
『えっ？！…誰っ？！…誰だろう…？』
と考えていた。
［キ］；『お母さんは喜んでいますが、そのことを知って喜べない方もいるんですよ。お母さんは、神や私がいて喜んでくれましたが、私や神がいると知って喜べない方もいるんですよ。人とはいろんな気持ちがあるようですね。』
と言うと、お母さんの声のトーンは下がり、
『あ～、なるほど～。…確かに、難しい答えね。…少なくてもお母さんは神やキリストがいると分かってホッとしたわ…。心から“よかった～。”って思った。…でも、そうじゃない人もいると思うと…、ねっ…。』
と答えた。
私はやっぱり、
『どっちでもいい。…自由意志って言うんだから、それでいいんじゃない？！…くらいな感じ。』
と答えた。
『本当に今の説明よく分かったわ～。…どうしてだろう…、宗教のおばちゃんたちより分かりやすい…。おばちゃんたちは霊感があるって言ってるのに…。おばちゃんたちもこのくらい教えてくれたらいいのにね。』
とお母さんが言ったので、
電話をかける前に、またお母さんの姿が見えたので、私はそのことを先に伝えた。
お母さんの服装を伝えたら、
『えっ、うそっ！！また分かったの？！お母さんの今日の服だよ、今言ったの…。』
とまた当たってしまった…。
お母さんが多少怯えて、
『どうして～、どうして～…。どうして分かったの～？何かお母さん怖いよ～。あなたどこから見てるの？！』
と言うから、
『どこから…、お母さんの頭から斜め上に、一メートルくらい離れたところかなぁ～。そんなに離れてないかもしれない…。よく分からない。目で見てるほど鮮明じゃないから。』
と私は説明した。
話したいところはそこじゃないので、私は本題に移った。
『宗教の勉強をしてたら、聖書（ここでは“聖書”と書いているけど、お母さんとの会話は専ら“辞書”と呼んでいる）の中で、理解できない文章とか出てこない？！』
と私は聞いた。
『そんなの、しょっちゅうあるよ。それを教えてくれるのが、宗教の人たちって教えたでしょ。誰かの手引がないと聖書は理解出来ないって。それを手引してくれるのが、宗教の人たちって教えたでしょ。』
とお母さんは、いまさらというような感じでそう答えた。
『うん、分かってるよ。それで、一人いつものように勉強してたら、分からないところが出て来て、考えてたら何かを感じたの。“どこが分かりませんか？”っていうような言葉じゃない何かを感じたの。私は気にせずにそのまま進めてたら、また聞こえて何だろうって辿って行ったら、キリストだった。』
と私は簡単に説明した。
お母さんは、
『はっ？！』
と言ったっきり何も言わない。
『だから、キリストが声をかけてきたの。“漢字の意味が分かりませんか？”とか“どこが分かりませんか？”とか言ってくるの。』
『キリストが？！そう言うの？！』
『そう。』
『そんなの聞いたことないよ～。宗教の人もそんなこと言ってないし～。』
とお母さんは理解を示さないので、
『それでキリストに、勉強を教えてくれるんですかって聞いたら、“はい、教えますよ。分からないところはどこですか？”って言われた。』
と言うと、
『えーーーっ！！それで、それで、…あなた教えてもらったの？！』
とお母さんは大きな声でそう聞いてきた。
『うん。』
『えーーーっ！！そんなことあるかな～。』
とお母さんが言うので、私は試したかったからお母さんに、
『お母さん、私の言う場所を読んで、その文章を説明してみてよ。』
と言った。
『あー、それはいい考え。やってみるやってみる。』
と言って、お母さんはその部分を読んだ。
口に出して読んでいたからお母さんの声が聞こえていた。
読みながら理解に苦しんでいるのも感じ取れた。
“頑張れ、お母さ～ん。”
と心の中で応援していた。
お母さんは読んでは黙り、考え、何度か、
『ちょっと待ってよ…。』
と言っては、自力で答えを出そうとしていた。
私は無駄に待っていた。
そしてキリストが声をかけてきたので、
『お母さん。』
と私が声をかけると、
『ちょっと待ちなさい！！』
と言って聞く耳持たずだったので、
『キリストが何か言ってるよ。』
と言うと、
『えっ？！キリストが…何て？！』
とお母さんが可愛らしく豹変した。
私はイラッとした。
『キリストが、“お母さん、漢字の部分が分からないのではないですか？”だって。』
と私と同じことをキリストは言ってきた。
お母さんが固まるのを感じた。
そして、
『…どうして分かったの…？！』
と聞いてきた。
『キリストが聞いてるんだから、私は分からないよ。』
『またどこからか見てるの？！』
『別に私が見たくて見てるわけじゃないから…。それに、今は見えてない。で、漢字が分からないの？！』
と私は話を戻した。
『うん、見たことない漢字…。お母さん漢字には強いはずだけど、これは分からない。』『私も同じ所でつまずいた。それで、キリストに“漢字の中に細かいという字が入っていますね。どういう意味だと思いますか？”って聞かれて、私は意味が分からなくて…。』と私の話を聞いたお母さんは、
『そんな風に言うの？！そんな言い方するの？！』
と論点とは違う所を突いてきた。
『そうだけど、何で？！』
『やっぱり、お母さんの妹のひよちゃんとは違う。知り合いの金田さんとも違う…。それでその後キリストは何て言ったの？！』
『分からなくて考えてたら、頭の中に関節みたいなものが映って、“細かい”と関節を比べてたら、あっ、細かいところまで分かるっていうこと？！って聞いたの。そしたらキリストが、“はい、そうですね。”って言った。』
と私は説明した。
お母さんは、
『はぁ～。キリストがそう言ったの～？！』
と驚くばかりだった。
『それでその後に、“その文章で言いたいことは、神はどんな細かいところまでも見るということなんですね。どんなにウソを付いて目の前の人を騙せても、神は奥底の本当の心までも分かるということですね。神は、人の口から出ている言葉だけを聞いているのではなく、心の奥底の細かいところまで見ているということですね。”って説明してくれた。どう？！分かりやすい？！』
と私は聞いた。
『はぁ～～～！！凄いわ～！！分かる分かる…。今の説明で納得～。…ということは、嘘付いても神様にはバレてるってことね。…なんか嬉しい～！！』
とお母さんが言うと、キリストが口を開いた。
［キリスト］；（以下 ［キ］）
『はい、そういうことになりますね。お母さんの周りの方たちの中に、たくさんウソを付いている方がいますね。そういう方たちのウソも全て神は見ているんですよ。』
と言うと、お母さんは、
『えっ？！…誰っ？！…誰だろう…？』
と考えていた。
［キ］；『お母さんは喜んでいますが、そのことを知って喜べない方もいるんですよ。お母さんは、神や私がいて喜んでくれましたが、私や神がいると知って喜べない方もいるんですよ。人とはいろんな気持ちがあるようですね。』
と言うと、お母さんの声のトーンは下がり、
『あ～、なるほど～。…確かに、難しい答えね。…少なくてもお母さんは神やキリストがいると分かってホッとしたわ…。心から“よかった～。”って思った。…でも、そうじゃない人もいると思うと…、ねっ…。』
と答えた。
私はやっぱり、
『どっちでもいい。…自由意志って言うんだから、それでいいんじゃない？！…くらいな感じ。』
と答えた。
『本当に今の説明よく分かったわ～。…どうしてだろう…、宗教のおばちゃんたちより分かりやすい…。おばちゃんたちは霊感があるって言ってるのに…。おばちゃんたちもこのくらい教えてくれたらいいのにね。』
とお母さんが言ったので、
作品名：お母さんとの電話～キリストとの勉強～ 作家名：きんぎょ日和