愛の重さ セックスの重さ
「フェイク」
セックスなんて欲望にまかせて 身体を重ねあうだけ
愛のないセックスは ただの欲望
心は快楽を追い求め いつわりの愛で自己満足
一時しのぎの快楽のお遊びに こころが少し痛む
「楽しい?」もうひとりの自分が聞く
「ぜんぜん・・」
「じゃ なぜするの?」
それは踏み込みすぎる質問
もちろん愛が目の前にないからに決まってる
手に入れたい愛が手に入らなくて フェイクでごまかす
そうでもしないとつらすぎて 夜を生きていけない
どこまでもごまかし続ける自分が嫌になり
また目の前の快楽に逃げ込む
あなただけの・・・
愛があれば こんなことはしない
本物の愛なのか フェイクの愛なのかは見分けがつかないように
上手にやっているつもり
でも バレててもいいかな・・・
作品名:愛の重さ セックスの重さ 作家名:海野ごはん