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３８週で、私はお腹の中の子供を失った。
原因は、臍帯巻絡。
臍の緒が首に二重に巻き付き、血流が止まってしまっていた。
誰が悪いわけでもない、不幸な事故だった。
夫も私も、小さな遺体を目にして呆然とするしかなかった。

子供は男の子だった。

役所への死産届の届け出や死胎火葬許可申請書の提出は、夫がやってくれた。
私は産院のベッドの中で、ひたすら悲しみに沈んでいるだけだった。
途轍もない喪失感と、生を与えてあげることができなかった子供に対する罪悪感とに苛まれ、このまま死んでしまえればとさえ思った。

退院しても、家の中に閉じこもっていた。外に出て、親子連れを見るのが辛かったから。
心の中で子供に謝り続け、泣いてばかりいた。
それでも私は、夫や両親や友人など、多くの人の支えと励ましで、少しずつ立ち直って行った。