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きんぎょ日和
きんぎょ日和
novelistID. 53646
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宗教の勉強後のお母さんとの電話。~その二~

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『それで、分からないならいいので、分かることだけ教えてくださいって言ったら、おばちゃん豹変して、“はい。分かってますよ。私は神について証すものであってサタンについての証すものではありませんからね。神についてだけ答えられるんです。”ってまくし立てるように早口でそう言ったの。』
『はぁ~!!そのおばちゃんおかしいわ…。そんな人見たことないわ…。自分のことをどれだけ偉いと思ってるんだろうね。よくそんなことを言えたね~。信じられない。』
とお母さんは言った。
『それで思ったんだけど、神についてだけ言えるんなら、神様がサタンと関わったこととかあるんだから答えられて当然なはずなのに…。普段は神様についてより悪者についての話が多いから、神様より悪者について証すものなんじゃないかと思った。』
と私が言うと、お母さんの呼吸がはっとして、
『それは言えるかも…。そう言われたらそうかも…。みんなとの勉強会の時によく悪者についての話が多い…。もちろん神についての話もあるけど、怖がらせるように悪者については説明してるかも…。もう少し続けてみようか…。毎週毎週いろいろ謎が出てくるね。何かドラマみたいで楽しい。ゆっくりだけど、謎を解いて行く…。お母さん謎を解きたいわ~。だからあなたが頑張って勉強してくれないと、お母さんの謎は解けない!!だからお母さんのためにも頑張って!!』
とわけの分からない落ちをお母さんは付けた。

電話の続きはまだ終わらず、次回に続く。