リコーダーが吹けない(零的随想録1)
二次創作という表現法
二次創作家って結構周りじゃあハブられてしまう感があります。自分としても、一次創作というものをやってないと、という気分があります。二次創作にはまる僕だからこそ、あえて言います。
一次、カッコいい。
…まあ、二次創作なんて一次ソースに対して憧れとか尊敬とか、そういった物がなくてやってるわけなんてないんですがね。僕が二次をやるのは、ポケモンと歌の歌詞が多いですが。一次を作り出せる作家、つまりオリジナルを作り出せる作家。そこには作家としての誇りが垣間見えるわけで。そういうのが書きたいですよね。二次創作は二次創作でうまい人が書けばすごく超ド級のものが生まれるでしょう。しかし、そうなるともはやその人のものでもある、という評価がされます。僕みたいなペーペーはどちらに転んでもいいことはないわけで。だったらもっといいもんかけよ、って話にはなりのでしょう。
川端康成や太宰治や三島由紀夫はいろいろな文学論をたたかわせてましたが、あんな感じに上にいて、いろいろ言えるような立場って言うのが実は憧れの境地だったりします。下手なものばっかりあげていてもしょうがないじゃないか、それともそこにふんぞり返るつもりかい、と思われることでしょう。
しかし今の僕にはそれしか書けません。しかし、それでも公開して、発表したいんです。そういうものなのです、僕は。
作品名:リコーダーが吹けない(零的随想録1) 作家名:フレンドボーイ42