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ワタシはタワシ

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この時点の並びは、前から、奈美-マキ-和也-アサカ
この状態で呟くと奈美の考えが解るはず、
呟いてみた「ワタシはタワシ」すると、
奈美:アー良かった、あたし、じゃんけん弱いし、お金無かったし、、
和也:え?そんな事考えてたんだ、奈美らしいな、、
ニヤニヤしながら奈美に、声かけた、な-奈美!
奈美:和也気持ち悪いニヤニヤとノー天気な奴、
和也:うわ!ノ-天気、ま、いいか、 奈美にあいそ笑いを投げかけた
それでマキはと言うと、何となく面白くなさそうだ、で、
和也は後ろのアサカに声かけた
 和也:ね-アサカ、ちょっとちょっと、な-に、
返事しながら和也とマキの間に入って来た。願ってもないチャンス、
又も二ヤつく。余りにニヤつく和也をマキは何処かで
見たような気がしてた、、そして思い出した、
あの時だ、ホットドックの時だ。
何かある、何かと思いながら和也の顔を見る、
和也も見返しながら、今だ、、
 「ワタシはタワシ」呟き、これでマキの考えは頂いたと思った。
その時である
マキがニヤついたのである。あれ!どうした?
女の六感がタワシに勝ったみたいだ。
アー恐い、これからどうなるだろうと思った、その時、マキ:私の考え頂いたって?
 和也:まずい、お見通しだ。
 マキ:悩んでる、悩んでる、、、
 和也:わかんないな-、タワシ知ってるのかな?
 マキ:ん?タワシ、タワシって?
 和也:解ってないんだ、タワシの事考えない様にしなくちゃ~
 マキ:考えない様にするって、いつも何も考えてないのに、、
 和也:大きなお世話だ!
 マキ:あっ!まてよ川越の広告、「ワタシはタワシ」の事だな、、
 和也:解ってしまったか、しょうがない、、、
 マキ:しょうがない、でも詳しい事は解らないのよね、いまいち。。。
 和也:そうか、でも、あの言葉口に出さなきゃいいけど、ドジだからな、、
 マキ:口に出す、ドジ?バカ扱いしてる、、
 和也:正解。でもマキは口に出さないだろう、、、
 マキ:心配ご無用!と、思いつつも
 和也!ワタシはね-、声を出して叫んだ。これをアサカが聞き間違えたのか、
 アサカ:タワシ、ワタシ?ワタシはタワシって、聞こえたけど-。。
 マキに聞き直した。さ-大変、これによって奈美の考えがアサカに、、
 和也:これはまずい、奈美とアサカは正反対の性格。。
 マキ:そうなのよ、あたしアサカに話かけるね。
 和也:そう、アサカを止めなきゃ、奈美も結構強情だからな、、
 マキ:あ-大変、大変!
 和也は思った、あんなに知りたかった人の考えを知る事で、、こんなにもわびしい
 気持ちになるなら、いっそ、夢で有って欲しい、、と。

   そんな時、和也の頭に桜の小枝が、(こつん)いってぇ---?

 




 





作品名:ワタシはタワシ 作家名:和.ダ