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1人暮らしの最中だったため。ナツはとりあえず、俺の部屋で寝かせる事にした。
もちろん俺は布団を出して、少し離れた場所で寝る事にした。

「では明日から、ハル様の役に立ってみます！それまではよろしくお願いします！」
ナツは元気よく俺に挨拶した。
そして、なぜか裸になってしまった。
「なにやってんだ～！？」
「私達は犬ですからご心配なく！…はっ！？もしかして、一緒に寝る事が”恩返し”でしょうか？」
そう言うと、ナツは裸で犬のような格好になった。
耳や尻尾は生えていて人と違うと言っても、外見は人と変わらない。
だから裸になると、女性の色んなものが見えてしまうのだ。
「い、い、い、いいから服をきろー！」
「どうしてですか？ナツ様、なぜ逃げるのですか～？」

こうして俺はナツと暮らす事になった。
しかし俺の不幸な出来事は、きっとこれからも続くだろう。
「って言うか！どうなるんだよー俺ー！」
ナツの裸を見て、鼻血を出して倒れた俺は、叫びながら言った。
これから本当に、不幸な出来事に出逢ってしまうのだった…。