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魔王様には蒼いリボンをつけて 設定集

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ガーゴイル・スノウ=ベル・アドレイ・マーシャ



■ガーゴイル

 ノイシュタイン城に住む悪魔。城に来た勇者の相手及び城内警備担当。ルチナリスのお目付け役。
 大きな目とクチバシのように尖った口、コウモリの羽根を持つ。
 (作中でのガーゴイルは)全身を短く黒い体毛に被われている。総じてお喋りで噂好き。
 普段は警備役以外は石像に姿を変えている。その数約300(門から城玄関までの道沿いに30、柱や屋根の飾りに200、その他庭、裏庭に70)。
 幼少時のルチナリスが怖がったため彼女の前では姿を見せることは禁じられていたが、今では目にしない時のほうが少ない。
 人間の姿に化けることはできず、城の外に出ることもできない。
 俺と言っているが性別は無い。木の股から生まれるらしい。

 一人称:俺

 作中呼称:ガーゴイル、黒い悪魔


■スノウ=ベル

 手のひらサイズのホットラインの精霊。青藍専用。普段は懐中時計に宿っている。
 郵便書簡では間に合わないような緊急時の連絡用として、音声通話を担当している(ライン精霊同士なら離れていても意思疎通が可能という能力による)。
 現代的に言えば携帯電話。GPS機能も有。
 性格は軽い。青藍からよくうるさいと言われる。
 虫のような羽根があるが遠距離は飛べない。

 一人称:あたし(公式の場では私)

 髪色:蜂蜜色、瞳色、空色

 作中呼称:スノウ=ベル、精霊、スノウ


■アドレイ(アドレイ=ベル)

 歴代の魔王に仕えてきたノイシュタイン城付きのライン精霊。柱時計に宿っている。現代的に言えば固定電話。
 おっとりした性格で、スノウのお姉さん的存在。執事を叱責することもある。

 髪色:蜂蜜色、瞳色:新緑

 一人称:私

 作中呼称:アドレイ、精霊


■マーシャ

 推定年齢50歳。ノイシュタイン城の厨房担当。通いの賄い。勤務時間は8時〜17時。
 人間だが魔族の血が入っているという噂。前城主の頃から勤めている。真偽は不明。
 料理好きでそれ以外には全く興味を示さない。領主が交代していても気がつかない。
 遠方に孫がいるらしい。

 一人称:あたし

 作中呼称:賄い、マーシャ