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椎名月夜
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桜と老人と少女
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あの時、小さな私に話しかける勇気があったなら。もっと、明るい元気な子で居てあげてたら。
明日から、またきちんと前を見ます。
おじいちゃんの言葉を忘れないように、しっかり歩いていきます。
だから、今日だけ、まだ天国に行かないでそばにいてくれますか。
泣き叫ぶ私の頭を、何かが触れた感じがした。
作品名:
桜と老人と少女
作家名:
椎名月夜