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ひとこと。
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デブ女の思い出

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1.小学校時代


小学校時代は、自分の中で全盛期だったといえるだろう。

田舎の学校だったから、クラスの人数は少なく、かえって全員の仲を深まらせていた。

人見知りな性格ではなく、どちらかというとはっきりと物を言うタイプであったし本をよく読むからなのか口が達者だった。

だから人を言葉で騙したりすることは何も難しくなかった。

その頃はとにかく自由気ままに生きていたと思う。

クラスで1番物を言えるリーダーのような子とも仲が良く、遊びに行ったりもした。

みんなの盛り上げ役、というポジションであったように思う。

男子と話すのは苦手だったが、それも田舎の学校で男子の数が女子の半分以下だったので特に気にしていなかった。

勉強も苦労することはなかった。



だが、高学年――このころになると、何かが、何かが、変わってきた。

それはまだほんの些細なことだったかもしれない。




作品名:デブ女の思い出 作家名:ひとこと。