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針屋忠道
針屋忠道
novelistID. 52880
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更新日時:2014-08-23 12:38:44
投稿日時:2014-08-23 12:38:44

情熱のアッパカパー要塞

作者: 針屋忠道

カテゴリー :異世界ファンタジー小説
総ページ数:65ページ [完結]
公開設定:公開  

読者数:2/day 11/month 6302/total

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著者の作品紹介


俺はスカイ。今回の話は、アッパカパー要塞の話なんだ。アッパカパー要塞はイシサ聖王国に在る岩山を掘って作られた要塞なんだ。俺達3人は他のパーティ達と報酬を巡って争う競合ルールで仕事を引き受けた。アッパカパー要塞に捕らえられた依頼主のロード・イジアの息子、小イジアの救出を請け負った。だがな、必ずしも、競合ルールで仕事をさせると、いい結果が出るとか言うのはデマだ。俺は身にしみて判ったよ。まあ現場からの体験だよな。お互いに足を引っ張り合ったんだ。当然、俺達も、やられたらやり返す。まあ、そんな調子でロード・イジア要塞からアッパカパー要塞へ五つのパーティが向かっていったんだ。当然、五つのパーティは、お互いに裏切り合ったり、ウソ扱いたりして実に酷い仕事だった。
 だがな、アッパカパー要塞には、俺達が来ることを密告していたスパイがイジア国に居て、俺達の動きは筒抜けだったせいで、俺達は、とんでもなく難儀な仕事をするハメになったんだよ。
 俺達はフラー・ソイラスから頼まれた森人達の部族間の争いを仲裁する仕事を終えた直後で…
  (聞き手ノベラーY)

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