2日間
新大阪⇒東京
前夜は遅ーくまであれやこれや(鑑賞及びイチャコラ)していて
朝のカラスが鳴く頃に「寝なくちゃな」って寝て
その前の晩もろくに寝てなかったおふたりは
結構ぐっすり眠れたみたい
よかったな
この日は昼間からお酒っていう贅沢
帰る時間ギリまで飲むとは思ってなかった
すーごく楽しかった
あたしがいちばん得してた
近くの駅から新大阪へ向かう
座れなかったのがよかったのかそうじゃないのか
ずっと手をつないでいたんだけど
彼の手がさわさわとあたしの股間を静かに触る
背後のシートの人にはガリ子の腿の隙間から見えるかもだよ
そういうのは不快に思う人にはよろしくないから
腿の隙間をどうにか塞いでおいた
誰か気づいて見てるんじゃないかと思ってキョロキョロしてた
触りだしたら「帰したくない」とか言いつつ
ずっと静かに触ってて
降りる頃にはすっかりパンツが冷たい
新大阪でおみやげを仕入れて
きっぷ買ってホームへ向かう
チーム自由席な人は席を確保して荷物を置いて
いったんホームに戻った
彼の分のお茶を渡して
もうすぐ発車しちゃう
来る時とは全然違う気持ち
全面的にほっとしたのかもしれないな
いってきます って言うの忘れちゃって
んじゃまたね^^ って言っちゃった
ちゅ って短いキスをして
笑顔で席に戻った
帰りはウォークマンなしで
時間いっぱいあるから日記を書いてた
来る時と違って電源がない席だったから
充電できなくて電池がどんどん減ってった
その合い間に彼からLINEが飛んできて
「エスがおらんとさみしい」
「さっきまで一緒にいたのに」
ベジータ様さみしくて死んじゃいそう感いっぱい
女の子みたいだな
かわいいなあと思った
もしかしてこれが萌えっていうやつなのか
いつもの最寄駅に着いた時と
家に着いてから「ついたよ」ってLINEでお知らせしたけど
既読にならないから
これは寝たな 電気つけっぱなしだなと思って
電話して起こした
ちゃんと電気とか消して寝るんだよ