20世紀に思う
一 玉音放送 8月15日著
1945(昭和20)年8月15日
この日は日本人にとって忘れちゃいけない日であることはご存知かと思います。著者自身は戦後の生まれですが、この日が意味することを理解しているつもりです。この日は日本が新しい国に生まれ変わろうと決めた日なのです。
昭和20年8月15日正午、日本国民はラジオの前に集められて戦争の終わりを告げるいわゆる「玉音放送」を聞き、戦況を知らされていない国民は敗戦によって戦争が終わることを知った国民は涙を流したといいます。
そこで「玉音放送」といいますが、著者は全文がどんなものだったかを知りません。耳に残るフレーズといえば、
堪え難きを堪え 忍び難きを忍び
くらいしか思い付かないのです。そこで、日本の歴史のターニングポイントになったこの「宣言」とも言える放送の内容を調べて見ることにしました。今ではインターネットが普及してますのですぐに調べられるんですね、便利ですね。次頁で全文を紹介しますが、「玉音放送」で検索すれば和訳や解釈、映像でもたくさんヒットしますので興味を持たれた方はどうぞ。人によって様々な解釈がありますが、動画で対訳のついたものをご覧になることをお薦めします。