ヤマト航海日誌
ああやだなあ。『24』になるのはやだなあ。二十五過ぎたら男は『プラス1』でなきゃいかんだろとずっとずっと思ってきたのに、このトシで『グレムリン2』になるのはやだよお。あんな映画を『こりゃいいね!』と思って見ちゃった昔に帰りたくねえよお。
けれども『ヤマト』で冥王星ならどうしても、そういうことになるでしょう。『24』的にやるしかないものはイヤであろうが『24』的にやるしかないじゃないじゃないすか、しょうがない。黄色と黒の戦闘機で二十四時間戦えますかと加藤じゃなくてあのナントカ三郎君も歌ったものじゃないですか。
『ダイ・ハード』で『スピード』で『エイリアン2』な話にできれば〈合格〉というのもわかってはいるんだし。うん、そういう問題だよね。だからおれにそれだけの〈偏差値〉があればいいんだ。そういうことだ。なのだけれどもウムムムそんな力があるか。どうすかねえ。思い悩まずいられんなあ。
まあとにかく、この〈入試〉を突破するのにまず一番に大切なのは、主役をただ『オレは選ばれた存在だから』というだけの理由で戦いに臨ませてはいけないことね。人はパンのみで生きるにあらず。だがまず『生きる!』と言わねばならん。それもよくわかってるんで前半〈二十四時間〉の話があんなになったというわけでして――ユー・ハブ・サム・ファン? ハブ・ア・ナイス・デイ!