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美脚トンデモ三人娘(後編)

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 ゴクン!唾を呑み込むゆで蛸、素直にパンツ一枚になった。
 おもむろにサエが手錠を取り出した。警官志望だから痴漢対策に簡易手錠を持ち歩き、何人も女性の敵を捕まえている。
 「私たち、師弟の一線を越えてはダメでしょ。だから監督にコレをしてもらいます。よろしですか、手を後ろに回して・・」
 ゆで蛸は言いなりで、後ろ手を差し出した。後ろ手で縛られると抵抗できない。ニンマリ微笑むサエ。女王様になってしまった。
 「それでは『悲しきテデボーイー』!Tバックで弾けちゃいます。」
 何と!スカートを脱ぎ捨てTバックで踊り出した。揺れるオッパイ、艶やかな桃尻。まるでリオのカーニバル。真っ赤なゆで蛸から湯気が昇る。一緒に踊るが、手を使えないから腰を前後させるだけ。足元の覚束ない爺さんがフラフープしているみたい。
 「ワア、可愛い!」
 3人娘はツイストしながらオッパイブラブラ、お尻プリプリ。挑発されてゆで蛸は爆発寸前!ミホの巨乳にかぶりつこうとして転がった。
 転がると仰向けの亀と同じ、必死にもがくが起き上がれない。キャキャとはしゃぎながら、裸同然の娘たちが跨いで行く。余りのエロさにゆで蛸のアレが富士山になった。
 「ワア、凄い!立ってる。」
 手を叩いて面白がる娘たち、攻め好きのサエが富士山にマイクを当てた。
 「・・監督、マイクは男のアレなんでしょ?昔、そんなことも知らないのか!って怒りましたよね。・・本当かどうか、確かめさせてもらいます。」
 パンツをずらすのと、イク~!富士山の爆発は同時であった。ドドッ!噴出するマグマ。失神するゆで蛸。凄い!目を丸くする娘たち。
 そこへコーチが戻ってきた。
 「き、君たち、何をしてるんだ?!」
 慌ててスカートを穿くと何食わぬ顔で応えた。
 「お世話になったから、mikeのカラオケを楽しんでました。」
 「コーチも覚えてるでしょ。昔、マイクのことやTバックで凄く怒られたのを。フロイド理論でマイクは男のアレだって、だから確かめていたんです。」
 「でも、監督のアレが噴火しちゃってダメなんです。」 
 エキサイトが止まらない。サエがマイクを差し出した。
 「コーチのアレで確かめたいんです。お願いします!」
 エエッ!驚いて仰け反るコーチ。3人娘が腰に手を当て身体をねじり妖しく微笑んだ。昔やった決めポーズである。
 「アレを確かめたい?それって昔と同じじゃないか!」
 熱っぽい目でアキがにじり寄った。
 「ねえ~コーチは憧れなんです。お願いします!」
 「ト、トンデモない!助けてくれ~」
 血相を変えて逃げ出すコーチ。ア~ア!落胆する娘たち。その横で監督がぶっ倒れている。素面(しらふ)に戻ったミホは嘆いた。
 「ア~ア、キチンとお礼するつもりだったのにトンデモないことしちゃった。」
 アキが首を傾げた。
 「それってカラオケのせい?・・監督のせい?・・それとも太いマイクのせい?」
 ・・黙っていたサエが呟いた。
 「・・やっぱり、私たちトンデモ娘なのよ。」