美脚トンデモ三人娘(後編)
美脚トンデモ三人娘(後編)
四
2学期が始まって早々、トンデモ3人娘は監督から呼び出された。
「何の用かしら?」
心当たりがなくノックすると、アレ~!素敵な先生がドアを開けてくれた。
「監督、3人娘が来ましたよ。」
長身で爽やか、可愛い!この先生は誰かしら・・もしかして2学期から来たという若いコーチ?こぼれる笑顔でお辞儀した。監督は眉間にしわを寄せている。
「そこに座れ。」
明らかに怒っていて、禿げ頭に青筋がたっている。
「こんな写真が送られてきたんだ。」
目の前に写真を投げつけた。mikeを歌っているカラオケ大会の写真である。続いて2枚目、マイクを持っているサエのアップである。
「これはお前たちだろう?」
向き合ったアキとミホが相手にマイクを差している。
「この踊りはなんだ?!」
マイクを当てられたミホが身体をくねらせている。
「このポーズはなんだ?!」
サエがマイクをミホのお尻を突き立てている。怒りのせいか、興奮したのか、禿げ頭が赤くなってゆで蛸みたい。
「イヤらしいだろう?イヤらしいと思わないか?」
???黙っていると声が震えだした。
「こ、このマイクは何だ?!何だと思っている?この黒くて太いやつは!」
サエが顔を上げた。
「マイクです!」
「な、なに?とぼけているのか!」
バ~ン!ゆで蛸がテーブルを叩いた。写真が飛び、灰皿がひっくり返った。
「ほ、保健で習っただろう!欲求不満の理論、フ、フロイドの理論!知ってるだろう!」
写真を拾っていたコーチがいった。
「スイマセン監督、フロイドは高校でやってないんですが・・」
この一言が火に油を注いだ。
「学校で習わなくても分かるだろう!この形、このサイズ、男のアレだってことくらい!」
ハア~??3人は顔をあわせた。
「男のアレってなんですか?・・私たち見た事ありません!」
ウ~ッ一瞬詰まると、ゆで蛸がバシッ!決定写真を叩きつけた。
「コ、コレはなんだ!この写真を見ろ!尻まる見えじゃないか?」
最終曲での大サービス、一斉に桃尻を出している写真である。
サエがキッと見返した。
「Tバックをはいてました!」
思わぬ反撃にゆで蛸が沸騰した。
「Tバック?・・高校生がTバック?」
アキが付け加えた。
「私たち、試合で着けていました。下着のラインがイヤなんです。」
「な、なに~!!」
ゆで蛸の大噴火!仁王立ちになりテーブルを蹴飛ばした。回転レシーブで身をかわす3人娘!
「テ、Tバックで出ていた!けしからん!神聖なコートを冒涜する行為だ~っ!」
手を振り上げるゆで蛸、止めに入るコーチ。
「か、監督、冷静に!ボクが言って聞かせます。」
ゆで蛸の噴火はおさまらず、
「出て行け!2度と顔を見せるな!出て行け~!!」
コーチが慌てて別室へ連れて行き、3人はコンコンと諭されたのです。
「マイクとか、Tバックとか、監督のいってることは大人の見方かもしれない。しかし桃尻はやり過ぎだ。君たちは発育がよくて身体は一人前の女、脚なんか誰が見ても惚れ惚れする。自分がどう見られているか、女であることを自覚しなければならない。」
そして、顔を曇らせた。
「監督を怒らせてしまっただろう。あんな写真が届いているし、学校推薦は無理だと思え。大学は実力で入るしかないだろう。」
「君たちはパワーも集中力もあるから必死になれば受かる。気持ちを入れ替えて死にものぐるいで頑張れ!ボクも応援する。きっと合格する。」
それから、3人娘は寝食を忘れて勉強した。猛練習に耐えた集中力は半端じゃなく、見事東京の大学に合格したのである。
五
2月半ば、合格した3人がアキの部屋でくつろいでいるときである。
鈍った(なまつた)身体を締めようとサエが腹筋をし、ミホが足を押さえていた。鏡に向かって睫毛をいじっていたアキが呟いた。
「・・東京へ行ったとき、エッチしてない私たち、バカにされると思わない?」
女子高でバレーボール一筋、まったく男経験がない。ミホが頷いた。
「されるかもね。でも、周りにイイ男いないじゃん。」
突然、サエが素っ頓狂な声を発した。
「いるじゃん!若いコーチ!」
腹筋を止めてウットリ顔である。
「彼とエッチするのよ!彼のおかげで大学に合格したから、お礼しなければならないでしょ。お礼にエッチはどう?」
アキのドングリ目が輝いた。
「いいわ、彼ならサイコ-!申し分ないわ。エッチのお礼って、私たちもコーチも一石二鳥じゃん、最高のお礼だわ。」
ミホは心配性である。
「・・でも、どうしてコーチを誘うの?」
3人娘は額を寄せ合った。サエは切れ者である。
「いい、祭りのときの格好するの。3人で花束を持って訪れる。このなかで一番エロイのはミホ!お前が花束を差し出す。アキ、可愛いお前がエッチをお願いする。後は臨機応変、いい、分かった!」
善は急げ!3人は立ち上がった。
「ちょっと待って、衣装を預かってたわね。」
アキが衣装を探し出すと3人は手際よく着替えた。深紅のリボンタイ、黒い小さなチョッキ、ピチピチのミニスカート。ミホの巨乳がはみ出しそうである。
どう?サエが片足を持ち上げた。発育の良いカモシカ脚が見事である。
どう?今度はお尻を突き出した。大きな桃尻が艶やかである。
「エロイ女になるのよ!」
濃い化粧を施すとコートを羽織って飛び出した。外は2月の夜、オ~寒い!慌てて部屋に引っ返し毛布を巻いてタクシーを拾った。運転手は蓑虫みたいな姿に??と驚き、花屋で小母さんは派手な化粧に!!と絶句したが、何もいわなかった。今どきの女子高生はトンデモない!何をするか分からない!触らぬ神に祟りなしである。
ピンポ~ン!ベルを押すとコーチが現れた。爽やか!エッチ相手に申し分ない!
しかし、彼はポカ~ン。異様な風体に言葉を失った。ペコンとお辞儀してお礼をいった
「大学に合格しました。コーチのおかげです。ありがとうございました。」
「お、お目出とう。で、その格好はどうしたんだ?」
ミホが一歩前に出て、サエの合図で毛布とコートを脱ぎ捨てた。ケバい化粧、胸と腰の小さな布きれ、発育のよい下半身が圧倒的である。
オオ~ッ!思わず身を引くコーチ。巨乳のミホが花束を差し出した。
「ありがとうございました。受け取って下さい!」
花束を渡すとドングリ目のアキが進み出た。
「お願いがあります。エッチして下さい!私たちのお礼です。」
「エ、エッチ?!」
ゴクン!生唾を呑み込んだ。
サエの合図で今度は決めポーズ!腰に手を当て身体を捩りニッコリ微笑んだ。黒チョッキから垣間見えるオッパイ、くびれた胴、赤いミニスカから伸びるカモシカ脚。3人娘の成熟した姿態は迫力である。コーチの目が泳いだ。
「と、突然、どうしたんだ?!」
サエがコーチを見つめた。
四
2学期が始まって早々、トンデモ3人娘は監督から呼び出された。
「何の用かしら?」
心当たりがなくノックすると、アレ~!素敵な先生がドアを開けてくれた。
「監督、3人娘が来ましたよ。」
長身で爽やか、可愛い!この先生は誰かしら・・もしかして2学期から来たという若いコーチ?こぼれる笑顔でお辞儀した。監督は眉間にしわを寄せている。
「そこに座れ。」
明らかに怒っていて、禿げ頭に青筋がたっている。
「こんな写真が送られてきたんだ。」
目の前に写真を投げつけた。mikeを歌っているカラオケ大会の写真である。続いて2枚目、マイクを持っているサエのアップである。
「これはお前たちだろう?」
向き合ったアキとミホが相手にマイクを差している。
「この踊りはなんだ?!」
マイクを当てられたミホが身体をくねらせている。
「このポーズはなんだ?!」
サエがマイクをミホのお尻を突き立てている。怒りのせいか、興奮したのか、禿げ頭が赤くなってゆで蛸みたい。
「イヤらしいだろう?イヤらしいと思わないか?」
???黙っていると声が震えだした。
「こ、このマイクは何だ?!何だと思っている?この黒くて太いやつは!」
サエが顔を上げた。
「マイクです!」
「な、なに?とぼけているのか!」
バ~ン!ゆで蛸がテーブルを叩いた。写真が飛び、灰皿がひっくり返った。
「ほ、保健で習っただろう!欲求不満の理論、フ、フロイドの理論!知ってるだろう!」
写真を拾っていたコーチがいった。
「スイマセン監督、フロイドは高校でやってないんですが・・」
この一言が火に油を注いだ。
「学校で習わなくても分かるだろう!この形、このサイズ、男のアレだってことくらい!」
ハア~??3人は顔をあわせた。
「男のアレってなんですか?・・私たち見た事ありません!」
ウ~ッ一瞬詰まると、ゆで蛸がバシッ!決定写真を叩きつけた。
「コ、コレはなんだ!この写真を見ろ!尻まる見えじゃないか?」
最終曲での大サービス、一斉に桃尻を出している写真である。
サエがキッと見返した。
「Tバックをはいてました!」
思わぬ反撃にゆで蛸が沸騰した。
「Tバック?・・高校生がTバック?」
アキが付け加えた。
「私たち、試合で着けていました。下着のラインがイヤなんです。」
「な、なに~!!」
ゆで蛸の大噴火!仁王立ちになりテーブルを蹴飛ばした。回転レシーブで身をかわす3人娘!
「テ、Tバックで出ていた!けしからん!神聖なコートを冒涜する行為だ~っ!」
手を振り上げるゆで蛸、止めに入るコーチ。
「か、監督、冷静に!ボクが言って聞かせます。」
ゆで蛸の噴火はおさまらず、
「出て行け!2度と顔を見せるな!出て行け~!!」
コーチが慌てて別室へ連れて行き、3人はコンコンと諭されたのです。
「マイクとか、Tバックとか、監督のいってることは大人の見方かもしれない。しかし桃尻はやり過ぎだ。君たちは発育がよくて身体は一人前の女、脚なんか誰が見ても惚れ惚れする。自分がどう見られているか、女であることを自覚しなければならない。」
そして、顔を曇らせた。
「監督を怒らせてしまっただろう。あんな写真が届いているし、学校推薦は無理だと思え。大学は実力で入るしかないだろう。」
「君たちはパワーも集中力もあるから必死になれば受かる。気持ちを入れ替えて死にものぐるいで頑張れ!ボクも応援する。きっと合格する。」
それから、3人娘は寝食を忘れて勉強した。猛練習に耐えた集中力は半端じゃなく、見事東京の大学に合格したのである。
五
2月半ば、合格した3人がアキの部屋でくつろいでいるときである。
鈍った(なまつた)身体を締めようとサエが腹筋をし、ミホが足を押さえていた。鏡に向かって睫毛をいじっていたアキが呟いた。
「・・東京へ行ったとき、エッチしてない私たち、バカにされると思わない?」
女子高でバレーボール一筋、まったく男経験がない。ミホが頷いた。
「されるかもね。でも、周りにイイ男いないじゃん。」
突然、サエが素っ頓狂な声を発した。
「いるじゃん!若いコーチ!」
腹筋を止めてウットリ顔である。
「彼とエッチするのよ!彼のおかげで大学に合格したから、お礼しなければならないでしょ。お礼にエッチはどう?」
アキのドングリ目が輝いた。
「いいわ、彼ならサイコ-!申し分ないわ。エッチのお礼って、私たちもコーチも一石二鳥じゃん、最高のお礼だわ。」
ミホは心配性である。
「・・でも、どうしてコーチを誘うの?」
3人娘は額を寄せ合った。サエは切れ者である。
「いい、祭りのときの格好するの。3人で花束を持って訪れる。このなかで一番エロイのはミホ!お前が花束を差し出す。アキ、可愛いお前がエッチをお願いする。後は臨機応変、いい、分かった!」
善は急げ!3人は立ち上がった。
「ちょっと待って、衣装を預かってたわね。」
アキが衣装を探し出すと3人は手際よく着替えた。深紅のリボンタイ、黒い小さなチョッキ、ピチピチのミニスカート。ミホの巨乳がはみ出しそうである。
どう?サエが片足を持ち上げた。発育の良いカモシカ脚が見事である。
どう?今度はお尻を突き出した。大きな桃尻が艶やかである。
「エロイ女になるのよ!」
濃い化粧を施すとコートを羽織って飛び出した。外は2月の夜、オ~寒い!慌てて部屋に引っ返し毛布を巻いてタクシーを拾った。運転手は蓑虫みたいな姿に??と驚き、花屋で小母さんは派手な化粧に!!と絶句したが、何もいわなかった。今どきの女子高生はトンデモない!何をするか分からない!触らぬ神に祟りなしである。
ピンポ~ン!ベルを押すとコーチが現れた。爽やか!エッチ相手に申し分ない!
しかし、彼はポカ~ン。異様な風体に言葉を失った。ペコンとお辞儀してお礼をいった
「大学に合格しました。コーチのおかげです。ありがとうございました。」
「お、お目出とう。で、その格好はどうしたんだ?」
ミホが一歩前に出て、サエの合図で毛布とコートを脱ぎ捨てた。ケバい化粧、胸と腰の小さな布きれ、発育のよい下半身が圧倒的である。
オオ~ッ!思わず身を引くコーチ。巨乳のミホが花束を差し出した。
「ありがとうございました。受け取って下さい!」
花束を渡すとドングリ目のアキが進み出た。
「お願いがあります。エッチして下さい!私たちのお礼です。」
「エ、エッチ?!」
ゴクン!生唾を呑み込んだ。
サエの合図で今度は決めポーズ!腰に手を当て身体を捩りニッコリ微笑んだ。黒チョッキから垣間見えるオッパイ、くびれた胴、赤いミニスカから伸びるカモシカ脚。3人娘の成熟した姿態は迫力である。コーチの目が泳いだ。
「と、突然、どうしたんだ?!」
サエがコーチを見つめた。
作品名:美脚トンデモ三人娘(後編) 作家名:カンノ