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後宮艶夜*ロマンス~皇帝と貴妃~【後編】

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 宝石言葉―真実の愛、誠実、高貴、決断。言葉を超えた信頼をもたらす。一般的な意味合いで、別名?愛の守護石?と言われる。



  あとがき

 五月に入り、新緑の爽やかな季節になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
 今月は当初、現代物を予定していたのですが、色々と考えた末、初めての華流小説に挑戦してみました。中国を舞台にした小説は何もこれが初めてではありません。しかし、以前の作品は清国を舞台にした歴史小説なので、今回のように架空世界を舞台にした完全ファンタジーとは異なります。
 もちろん、何故、このような華流小説を書いたかといえば、最近ハマった?後宮の涙?という華流時代劇の影響です。これを書きながら、韓流ドラマにハマッて、初めて韓流小説を書いたときのことを懐かしく思い出しました。
 当初は単発で終わらせる予定でしたが、書きながら、思い切ってシリーズ化してみようと思い直しました。シリーズ物といっても、そんなに長いものにはならないと思いますが、これから操国を舞台にした続編を幾つか書いてみたいと考えています。
 一週間ほど前、私は今、話題になっている映画?アナと雪の女王?を観てきました。映画館に足を運んだのは本当に久しぶりです。映画と共に話題になっている主題歌?レット・イット・ゴー?。素晴らしい歌です。

 ありのままの私になるわ。これで良いのよ、私は自由よ。もう寒くなんかないわ。

 May・Jさんが歌う日本語版の歌詞のこの部分がとても好きです。これを聞いた時、私は今まで縛られていた自分がとても自由になったように思いました。
 日頃の生活でも、小説を書くことでも、私は自分に対して色々と思うことがありました。もちろん、良い意味ではなく、逆です。色々と考えて落ち込んだり暗くなったりすることがしばしばでした。
 しかし、?ありのままの自分で良いんだよ、あなたは自分らしく自由に生きて良いんだ。その結果、誰に何と言われようが、どう思われようが、そんなことを気にしなくてもよい?。まったくの私の独断的な解釈ですが、何かこの歌はこういう風に私に教えてくれているように思えたのです。
 もちろん映画そのものも迫力があって素晴らしかったですが、私はこの歌に出逢えたことがいちばん良かったと思います。私だけでなく、誰にでもいえるのではないでしょうか。
 どんな生き方をしても、どんな自分でも自分は自分。そんな自分を卑下することもなく認めて受け容れて自分らしく生きていくことが素敵なんだ。唯一かけがえのない私、世界でたった一人の自分だからこそ、生きている価値もある。
 私は今、心からそう思っています。
 皆さんも世界で一人しかいない?かけがえのない自分?を大切にして下さいね。
 それでは、今回もありがとうございました。

             東 めぐみ拝

2014/05/11