更新日時:2014-05-15 18:14:50
投稿日時:2014-05-15 18:14:50
後宮艶夜*ロマンス~皇帝と貴妃~【前編】
著者の作品紹介
~古代中国をモデルにした操国(そうこく)で繰り広げられる皇帝の貴妃の物語~
【表紙イラスト・綾部史子氏よりお借りしました。
リンク先・http://little.halfmoon.jp/
http://www.pixiv.net/ 】
郁芳華(いく・ほうか)は16歳。
父の郁文昭(ぶんしょう)は歴史ある操国の宰相という地位にある。
生まれたときから、宰相の一人娘として将来は皇后になるのだと
大切に育てられてきた。
親に決められた相手と結婚し、決められた道を歩む。
そんな人生が芳華はいやでたまらない。
わがままを言って、皇太子の正式な婚約者でありながら、宮中入りを
先延ばしにしていた。
だが、ついに父文昭が業を煮やし、芳華を入内させてしまう。
既に先帝は崩御し、婚約者である皇太子が新皇帝となって五年、
二十歳の若い皇帝は宰相の言うなりにはならず、
古くからの重臣を立てながらも、有能な若い人材を次々に登用し、
皇帝親政に意欲的だ。
芳華が皇帝を嫌うように、皇帝の方でも新しく貴妃となった彼女を
敬遠している様子。何と花婿は婚礼ばかりか、初夜にも姿を見せなかった。
このまま後宮で空しく老いていくのはいやだと
とうとう後宮を飛び出した芳華。
自分で考え、広い世の中を見て、自分の足で生きていきたい。
そして、親の決めた男ではなく、自分が心から愛した男とめぐりあい
結ばれたい。
そんな願いを持つ少女は果たして、その願いを叶えることができるのか?
=
【表紙イラスト・綾部史子氏よりお借りしました。
リンク先・http://little.halfmoon.jp/
http://www.pixiv.net/ 】
郁芳華(いく・ほうか)は16歳。
父の郁文昭(ぶんしょう)は歴史ある操国の宰相という地位にある。
生まれたときから、宰相の一人娘として将来は皇后になるのだと
大切に育てられてきた。
親に決められた相手と結婚し、決められた道を歩む。
そんな人生が芳華はいやでたまらない。
わがままを言って、皇太子の正式な婚約者でありながら、宮中入りを
先延ばしにしていた。
だが、ついに父文昭が業を煮やし、芳華を入内させてしまう。
既に先帝は崩御し、婚約者である皇太子が新皇帝となって五年、
二十歳の若い皇帝は宰相の言うなりにはならず、
古くからの重臣を立てながらも、有能な若い人材を次々に登用し、
皇帝親政に意欲的だ。
芳華が皇帝を嫌うように、皇帝の方でも新しく貴妃となった彼女を
敬遠している様子。何と花婿は婚礼ばかりか、初夜にも姿を見せなかった。
このまま後宮で空しく老いていくのはいやだと
とうとう後宮を飛び出した芳華。
自分で考え、広い世の中を見て、自分の足で生きていきたい。
そして、親の決めた男ではなく、自分が心から愛した男とめぐりあい
結ばれたい。
そんな願いを持つ少女は果たして、その願いを叶えることができるのか?
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