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秋月かのん
秋月かのん
novelistID. 50298
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第1章  6話   『フォーリア国とシェルリア国との紛争』

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明日香は、にこっと微笑んで気体に満ちた眼差しで俺を見つめていた。

「慎んでお断りする。心配無用、一人で十分だ」

「むぅ~~。お兄ちゃんのケチ~~」

ケチって…。

「んじゃ、とっとと入ってくるぜ。…勝手に入ってくるなよ。わかったな?」

「ぶぅ~~。わかってるよーだ」

ホントにわかってるのか。激しく怪しいぞ。
そして俺は、明日香にほんのちょっとの疑惑の念を感じながら風呂場に向かったのだった。
風呂では明日香の襲撃もなく、ゆったりまったり風呂を堪能することができた。
そして、風呂から出た俺は直通で部屋まで向かい、ベッドに身を投じるのだった。
そんなこんなでこの日はこうして幕を閉じるのであった。

<次回へ続く>